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組織の盛衰  境屋太一

一ヶ月ほどまえに古本屋で購入。

興味深い部分、心がけておきたい部分が幾つか。

P.37

本当に現実的とは「目的を達成しやすい」(目的達成性)ことであって、「着手しやすい」(着手容易性)ではない。

P.147

従って、出世だけを目的とした小ずるい利巧者は、大抵まず一度は批判派に回る。
それも明確な反対ではなく、問題点を並べて慎重な検討を求める曖昧な批判だ。

P.208(編集)

もともと軍隊や企業などの機能組織は効率を追求するものだから、
費用対効果の比率が重要だ。従って、カネとヒトは不足気味なのが当然なのである。
すぐれた人材ばかりが集まれば、全体がよくなるという人材防衛論は
間違いではないが、組織論としては敗北を認めるにひとしい。
そんなことができないから組織に目的を達成しようとするのである。
そういう意味で、組織を点検するものは、予算論、人員論、施設論、人材論に
陥ることをさけなければならない。部門組織の長や組織の管理者は、
この四つを持ち出す前に、組織的欠陥の有無を徹底的に点検してみなければならない。


考えたことは、組織は変化したがらないということ。
環境が変化しても、出来うる限り適応としての変化を避けたがること。
成功体験はその傾向を加速しがちであること。

組織内の一個人としてではなく、純粋に一個人としての応用は以下をしないことか。
・成功体験に縛られ新たな環境を分析せず適応・変化を過度に避ける
・行動を始めた当初の目的はなにかを忘れる

なかなかにおもしろかった。ちょっとまえに読んだ「権力の構造」が組織の重要性を
述べていたこともあって内容が頭のなかでちと混乱してしまったが。

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