« 東方同人  秋の紅さに染められて。 | トップページ | マルドゥック・ヴェロシティ3  著:冲方丁 »

グローバル・ソシオロジー1  著:ロビン・コーエン/ポール・ケネディ

グローバル・ソシオロジー  1、格差と亀裂
著:ロビン・コーエン/ポール・ケネディ   平凡社

第二章あたりを読んでめも
個々人が情報をより受け取ることによるグローバル化
ローカルな環境に対しての考えの変化が起こる。
国家という単位から個人がアクターとしての役割を増大させている
それをもたらすのは個人が容易に多くの情報に触れることで
世界中の情報を容易に得ることができるようになったこと、
時間・距離の圧縮による変化。
ここまで 16:26 2006/11/06

読み終わりは 14:40 2006/11/21
率直にいって第一部の後半部はまともに覚えてないような気がする。
ボーダレス・ワールド 新潮社  が読みやすいらしいとちょっと目に留まった。

いえるのは教科書だ、ということな気がする。
そう、概説なのだ。変動の説明や解釈というよりも
起こったことの事実とグローバル化の流れ・歴史やそれによる意識の変化が
同時に起こりそれが影響しているだろうことは示唆され、
社会学者などの見解も述べられる。

しかし、著者がこう思っているという著者個人の
いわば強烈な決めつけは感じにくいのだ。

そして各章末にある課題はとても適切であり、内容や現状をより
よく理解するのにとても役立つと思われる。実行したならば。

よって、理解、認識するのに役立つのは確かだ。
しかし、著者は何が言いたいのかというスタンスでは読みにくい。
著者は現状にどういう解釈、どういう流れで現在があると考えていて
どういった解決策の提案をするのだろうか?という気持ちで読むと
多少の肩透かしをくらう。

もちろん、何もないわけではなく、それどころかすべての章の端々から
グローバル化や情報技術の進展など現代化の流れの結果
現状に到達することへの見解は感じられる。

しかし、それでもつまるところ教科書として読める本であるということだ。
という認識。

ただ、流し読みする習慣がついてしまったか
この方面への興味が薄れてしまったのか、かもしれないなぁ。
第2部は興味が再燃したのを感じられたが、正直第一部後半は眠くなった。
とまれ、副題である格差と亀裂の第二部は興味深かったので
これの二巻にも手をだしたい。

問題は買ってしまった本や借りた本が積んであることと
卒論が大丈夫かどうかだ。


抜粋
社会統制、犯罪の取り締まりに関係してのboxから
P.203

中産階級的な品行方正の価値観を盾にしたメディアが、
一般の人々の「悪者」イメージを下敷にして
当該集団に否定的なレッテルを貼ることで、お膳立てを整える。
当の集団のなかには、複雑なフィードバックの回路を通じて、
一般の人々の間での自分たちの悪評を面白がるものも見られる
―こうして、それぞれのサイドが仲間うけをねらいながら、
「逸脱の増大」のプロセスを展開していくことになる。

これを、
品行方正→一般的でない
悪者→おたく or 悪者→2ch
とでもして適宜文章の調節をすればかなり広くあてはまるよなーと考えた。
よってメモ。

|

« 東方同人  秋の紅さに染められて。 | トップページ | マルドゥック・ヴェロシティ3  著:冲方丁 »

本(小説以外)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: グローバル・ソシオロジー1  著:ロビン・コーエン/ポール・ケネディ:

« 東方同人  秋の紅さに染められて。 | トップページ | マルドゥック・ヴェロシティ3  著:冲方丁 »