« よくわからない成分が不足している | トップページ | いつもにもどる »

煌夜祭  著:多崎礼

煌夜祭  著:多崎礼  中央公論新社 C★NOVELS ファンタジア

個人的に、今回の(というにもちょっと時期が過ぎたが)ラ板大賞で
もっとも目に付いた作品。

よくもまあこれだけ絡み合わせたものだ、というのが初めの感想。
人物の、出来事の時系列と関連を読み終わった後改めて頭の中で
整理しないと釈然とせず、しかし整理していくほどに
よくもこれだけきっちりと絡み合わせているものだと思ってくる。
(まだ自分のなかではピースが完全には組み合わさってないが。)

まあ、言われてるとおりに作者もいってるとおりに地味だけれど。
しかし読んだ後にテンション高くなるようなおもしろさではないが、
じわりとしみこんでくる。
>「現実はお伽噺とは違う」
この言葉がやけに印象に残っている。

…でも仮に読んでいたとしても大賞には入れなかったな。

|

« よくわからない成分が不足している | トップページ | いつもにもどる »

ハヤカワなどその他小説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 煌夜祭  著:多崎礼:

» 鬼と語り手、そして恋 [ある休日のティータイム]
煌夜祭 作者: 多崎 礼 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2006/07 メディア: 新書 煌夜祭第二回C・NOVELS大賞「大賞」受賞作品。結構オススメ。面白かったです。語り手から紡がれる物語一つ一つがどれもいとおしく、一気にのめりこみました。”鬼”という者の因縁の運命というかめぐり合わせというか、…これ以上言ったらネタバレになってしまいそう;とにかく、良い。中世ヨーロッパな時代で、幻想的かつ深い愛の物語。さすが、大賞です。第一回の大賞作品も気になってきました。ちなみに、... [続きを読む]

受信: 2007年3月12日 (月) 23:45

« よくわからない成分が不足している | トップページ | いつもにもどる »