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諜報機関に騙されるな!  著:野田敬生

諜報機関に騙されるな!  著:野田敬生  ちくま新書

こちらは新しい。
イラク戦争に踏み出そうかという判断を合衆国首脳が行った時、
CIAなど情報機関はイラクの実態を殆ど把握できていなかった。
国連でのイラクを非難するプレゼンにおいても、
そのときに用いられた資料はまったく根拠に欠けていた。
イラク戦争の根拠となった大量破壊兵器は存在していなかった。
このことが本のタイトルの元の一つとなっている、のかな。

各国でのいわゆる情報機関のあり方や活動の具体例などが
書かれていて、イラク問題や上海総領事館員自殺事件などの
ニュースとなった事柄ももとに説明する。

一章、二章はイラクやアルカイダなどへの主に米の情報機関の
対応や現実と限界などで章全体としても、それぞれの構成としても
一貫しているが、三章以降は若干ずれてるような?

とまれなかなか興味深い内容で、特に
P.251

現実には、米国の如く巨大な情報機関群ですら、入手できるピースはごく断片的なものに過ぎないことを直視すべきであろう。

というタイトルにつながる言葉が。

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