« 幾つかめも (三列とか「HOME」追記とか) | トップページ | 物理学は越境する ―ゲノムへの道― »

サイレント・ラヴァーズ

 サイレント・ラヴァーズ―悪魔になった少年
 著:吉村夜  絵:結賀さとる  メカデザイン:小笠原智史

 それはギャグでやってるのか?と素で思ってしまいました。死亡フラグなセリフや行動をストレートにやられるとそういう言動をギャグとして扱ってるものに汚染された感性では、素直に受け取れないのだなーと。

 話としては先が怖すぎる。希望がもしかしてあるのかと期待できなくはないが、しかし現状えっぐい環境におかれているカップルが二組で、しかもヒロインのほうが死亡フラグどころか寝取られフラグもたってるだろコレという環境なのが怖すぎです。その二組の対比としてはおもしろいし、将来どう収まるか興味をひかれるのだけど。ちなみに理由はちがうけれどきるらぶも怖くて数巻前からずっと積んでます。主人公むかつくというのが先が怖いに変化してしまって。自分まじへたれ。でも友人Aみたいに靴な鬱グロエロで血みどろな容赦ない人死にがいいねとまで言ってしまえるのと同じようなものなんだと自己弁護。
 閑話休題。明らかに読者へ向けての状況説明だよなーと感じられてしまう説明セリフが多々あるのはいったいどうしたというのか。そりゃ確かに一巻なわけで、そしてその前半部ともなれば状況説明に割かれもするだろうが、こうも露骨にあれ?と思うような書きかたをこの人したかなぁ。

 キャラの立ち位置や設定において色々えぐさだけでなくおもしろみもありはするのだけれど、どうもいまいちのような。エリオンにしろ黄昏にしろ、一巻はまあ普通としかいえないかなーだったのが収束へ向けての一気に加熱して、というおもしろさがあったから続きに期待がなくはないけれど、先が怖すぎるうえにどうもいまいちかなぁと思えてしまうと、うーむ続きは様子見。

|

« 幾つかめも (三列とか「HOME」追記とか) | トップページ | 物理学は越境する ―ゲノムへの道― »

富士見ファンタジア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: サイレント・ラヴァーズ:

« 幾つかめも (三列とか「HOME」追記とか) | トップページ | 物理学は越境する ―ゲノムへの道― »