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「知」のソフトウェア  著:立花隆

 「知」のソフトウェア  著:立花隆  講談社現代新書

 無意識の効用に対する態度が興味深く。20年以上も前の本なので現在に照らすと表層的には若干異なる部分があるのだけれど、本質的には変わらないと頷けるところが多々。情報整理について述べているところが現在流行りのタグ付け整理そのままなところとか、おもしろい。横滑り的にその他各個人の抱えるタスクにも当てはめて考えることができる事柄がけっこうあるなぁとか思いついたりも。情報のインプット、アウトプット、その間に関しての著者個人のやり方・考え方が述べられるが、何よりも有意義なのは、あとがきにおいて、自分で自分の方法論を発見しなさい、人の方法論に惑わされてはいけないときっちり述べていることだと思う。

 でもまあとりあえず、はじめからノートをとるなってのと、(予備)知識を得るために入門書1冊を3回読むより3冊を1回ずつ読んだほうがいいってのと、本に目を通すってあたりは参考にしたい。経験として賛同する事柄だし。あと、何かのためにスクラップ作るわけじゃないが印つけてあとで切り取って、というあたりも参考に。この本においても気になったところは右上折って印つけたので、一眠りしたら見直してメモるとこを再考しよう。けれど読んで頭に刷り込まれたのはそういった即物的で実用的なものよりも時間と無意識に対する視座じゃないかなとも思う。

 なにか一度読んだようなという気がところどころでしたのだけれど、この人の「脳を鍛える」で同じような言葉を見たのかも。タイトルに確信ないのとなにぶん数年前なので別の本かもしれないけど。

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