« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »

2007年10月の22件の投稿

クダンの話をしましょうか

 クダンの話をしましょうか   著:内山靖二郎 絵:朝未  MF文庫

 「神様のおきにいり」の人の別シリーズ、ということで買ってみた。

 優しくいい話なのに悲しい。最後クダンが予言をして“死んで”しまうというスタイルなので、設定からして話の最後には切なくならざるを得ないともいえる。ただ、こういうのはけっこう好きだったり。落ち着いた話でバトル分など一切なく、またMFなのにハーレムじゃない。

 モデルは2chか学校裏サイトか、匿名になれる掲示板上での自身の存在と現実(の学校)での自身の存在とを扱っている。扱い方としては、なにか教育的で、設定としても話としても秀逸というわけではない。ただ、なんとなくわかるよとうなずける範囲な感情や行動が堅実に描かれている印象で、鼻で笑えるような大きな乖離に冷めるというわけではない。

 件や鵺といった要素、なにかやたらにしぐさがかわいいというか表現が萌える、というのが今回も存在しているあたりは「神様~」の人だなと。というか帽子をぽむぽむって表現がなんかたまんない。

 ただちょっと物足りないかな。3つの中編のうち、最初の1つ読んだ時はこういうのすごい好きだと思ったんだけれど、3つ読みとおして全体に対してとなるともうちょっとほしいなぁという感想に。バトルや大きな騒動を解決して話を終結というスタイルじゃないのはすごい好きだし、バトルや騒動の方向を期待しているわけじゃなくて、もうちょっとほしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Ar tonelico 2

 アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩

 買いました。今はまだ3時間ほどしかやってないけれど、これなんてえろげな設定と会話はあいかわらず。システムは若干もっさりに感じたかな。ゼノ2のような叩き割りたくなるほどではないのでそのうち慣れるだろう程度だけれど。グラフィックからなにかサガフロ2が無性にやりたくなった。今回の戦闘は情報量が多くてまだちょっと余裕がない。ダイブのイベントで消費するポイントはちょっと多めになったような?あと1に対してヒロイン二人のからみが多くなった印象。

 進めながら適当なところで感想やメモを書こうかという腹づもり。ネタばれへの配慮?なにそれとてきとーにつらつらと書く可能性があるので気を付けてください(トップページに出る部分は多少配慮してます)。あと攻略がほしい場合はwikiか2chかがベターだと思われます。


 というかメニュー画面のデモで流れるヒロイン二人はなぜに手をからめて体くっつけて顔くっつけて歌ってるんですか。つまり百合展開ありなんですか。ありえないだろうと思いつつそんな展開に進むにはたぶん設定がああなってるぽいから物語もこうなるな、などど妄想してしまってならぬ。


追記:46時間 クリア クロアLv.61 後衛Lv.79 I.P.D 67/76 調合は全部終了のはず
 とりあえず、おもしろかった。物語が突き抜けておもしろいわけでもなく(齟齬や突っ込みがないわけじゃないし)、システムがとても秀逸というわけでもなく、しかしほとんどが優秀ではあってシステムや世界観と物語の一致・融合具合がおもしろい。今回の物語としては政治家と大衆、同じことを目指しているのに道が違うというあたりが個人的にはおもしろく。スペシャルなあほ毛とインフェルがキャラとして好きです。
 今回はヒロイン3人のうち誰か一人しか最後までダイブできないという縛りが、コンプ目指すには障害だけれど物語としてはつっこみ少なくすっきりしていてよいと思う。ステータスでルカとクローシェどちらともを最愛のパートナーとぬかすクロアには吹いたけれど。ダイブでレベル5を突破するときは注意が必要。特にジャクリ狙いなら。さて自分はどこからやりなおせばよかったのやら。まっすぐクリア狙うなら1周目でも30時間前後で十分いける気もする。

続きを読む "Ar tonelico 2"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

おちこんだ

 自転車壊れた。横断歩道で信号待ちの歩行者をすりぬけてでてきた自転車がいて、こいつよそみ運転だなぁ大丈夫かなぁとブレーキかけてとまったところでがしゃんと。自転車同士での正面衝突。相手が前見てないのに気づきながらかわせずブレーキかけただけという自分の判断が恨めしい。ほとんど止まってたので自分は身体には特に何もなく、相手はどうだろう、すぐ立ち上がって走り出してたから大丈夫だと思いたいが。

 まいったなぁと苦笑しながら走り出したら前輪まがってるのに気づいた。自転車屋によったら調整してみるけれど取り換えかもしれないと言われた。1万くらいかかるかも、と。うぎゃぁ。金もそうだが、直るまで片道1時間歩きというのもげんなり。身体にはなにもなかったから軽い接触だと思ってたんだがなぁ。

 ふと思い立って、苦笑したときの自分の顔を鏡で見てみたら、この糞野郎めという感情を隠さずにやりと笑ってる性悪な顔にしかみえなくて落ち込んだ。まいったね、はっはっは、っというさわやかな苦笑をしてるイメージだったのに。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東方SSよんだ 稲葉そよぎてほか

創想話その45 (真型 作品集44)
・Invisible Edge  藤村流
じいさんと椛と紅葉と。いい景色でいい剣でした。

・お勉強  EXAM
情景と文章とのギャップでちょっと怖くなります。でも、確かにこれはお勉強だ。

・わんわんブレイン  幻想と空想の混ぜ人
椛の思考のあさってへ向かう勢いがたのしい。

・稲葉そよぎて  凡用人型兵器
これはいい神様。らしさがいいですね。静かさとある一日風なのと早苗への想いとにしみじみいい神様だなぁと。

putiその21 (真型 作品集20 )
・ソーメン  八重結界
その連想はなかった。でもなんかリズムがいい。素麺まだ残ってたかな。

・Each of Life  T.S
こういう大人なルーミアもこれはこれで。シリアスともギャグとも話をつくらず、ある一場面ぷらすアルファで終わらせてるのがさっぱりとしてていい。

・エターナルワーク  深山咲
就職ときたか。選択肢を全部読みたいな。

・どこがわるいのですか?  はむすた
すごいな。この人とても正直ですばらしい。

・まけず  じょにーず
ケロちゃんかわいいよケロちゃん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

にこは神様に○○される?

 にこは神様に○○される?   著:荒川工 絵:ことみようじ  ガガガ

 微妙。百合らしいということで手をつけたけれど、ノリと話の展開がえろげだね。はじめ頭のゆるい勢いと(下)ネタを織り交ぜた文章で日常をかいて、最後ちょっといい話にしてくっつける、というタイプの。百合ではあるけれど。でもこのノリは苦手。合わなかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アビスゲート (1) 果て見えぬ淵の畔に

 アビスゲート (1) 果て見えぬ淵の畔に  著:神坂一 絵:芳住和之  富士見ファンタジア

 相変わらず、導入はもうなんか強引でありながら、話が進むにつれて巻き込まれた出来事がどういったものなのか、世界がどうまわっているのかが気になる気になる。

 前半では描写薄いしあっさりだしその行動はどうしてなんだいわからんなーちょっといまいちかなーと思いながら、しかし後半になるにつれて目的・原因・理由はわからずとも何をやってるのか何が起こってるのかがわかりだしてなんでだろうどうしてだろうと話が気になってくる。

 しっかりとファンタジー世界で直接戦ってる敵モンスター?も面妖(笑)であっさり人死んで文章はあっさりなのに時折妙に重くなったり。軽いやりとり少なめ、重さも少なめ。で、黒い画策してる存在があってだけれどその存在が隠されず描かれるのでちょっと重め黒め。もしかして中身は人なのかと思わせるあたりがずっしり重くて、どういうことなのとぐいと話にひきこまれた。

 バトル分はそれほどではないが世界設定とそのなかで登場人物がどう動くのか、どんな役割になっているのだろうかと物語が気になります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

バナーが消えてたことに気づいた

 しばらく表から自分のブログ見ることなく、たまに見て左のバナー画像が出てなくても、まあなんか今回だけのエラーだろうとほっておいたのだけれど、どうも本当に変になってたみたいで。

 なんでだろう。自分ではなにも手をつけてなかったから、たぶんココログのメンテナンスのあとになんか変になったのだと思うのだが、本当にそうなのかよくわからない。バナー画像は相手サイトの画像ファイルに直リンで表示ではなくこのブログの適当につくったフォルダにアップしてそこにリンクする形で表示していたのだけれど、なぜかそのjpgファイルが1x1のgif画像になってた。意味がわからない。表示は以前アップしたまま~.jpgなのだが、ダウンロードしてみると1x1サイズの~.gifになっていた。試しにその今までバナー画像入れてたフォルダに新しくjpgファイルをアップして、ダウンロードしてとやってみると1x1の.gifファイルに変換されて戻ってくるという不思議。なんで?

 とりあえずの対処
 記事作成のときの”画像を挿入する”で画像をアップロードしたときに画像が入るフォルダあたりに新しくフォルダ作ってそこにファイルを移した。今度は1x1のgifに変換されなかった。

 なんだろう、これ。ココログのメンテナンス情報とか日付だけ見て中身見てなかったからなぁ。こんな愉快な機能付け加わるという警告を見逃した?それとも別の理由?メンテナンスが理由だとすればまだいいのだが、別の理由で明日あたりにまたバナー画像が1x1のgifになってたりしたらどうしたものか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

RIGHT×LIGHT ~空っぽの手品師と半透明な飛行少女~

 RIGHT×LIGHT ~空っぽの手品師と半透明な飛行少女~  著:ツカサ 絵:近衛乙嗣  ガガガ

 絵師買い。比較的最近にこの人の同人誌買ったなぁと。で、微妙。

 いじめやはぶられること、学校、集団での居場所といったことに一家言あるのだなぁと。でも中二病な展開だと思う。魔法(と魔術とが区別されてたような気もするが面倒だし読み返す気もわかないので魔法に統一)を詠唱してとか魔法の起源とか、そういう設定は別に慣れて摩耗してるのでなんとも思わないが、この展開と理由づけはちょっと御都合と感じてしまう。いまいち気に食わない類の御都合展開だなと。人物同士のつながりは十分受け付けるのだけれど、最後に右手の問題を片づけるのにあのやりかたはちょっと、ひどい。話が終りに近づいてまとまりだすとだんだんひどいというか安直になってる気がした。

 話は筋が通っていて狂いはないのだけれど(細かなミスはあるが。一円玉数枚しかないと書いてある直後に漫画買いに行こうとか考えたり。でも全体の話の筋としては通ってる。)どうも理由づけや見せ方、解決が安直かなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

BLACK BLOOD BROTHERS 8

 BLACK BLOOD BROTHERS 8 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 宣戦恋歌―  著:あざの耕平 絵:草河遊也  富士見ファンタジア

 これが盛り上がらずにいられようか。まさに宣戦。第二部終焉の敗北からの立ち直りとはっきりした対決の宣言。取り戻すための各自の想いと決意と行動があらわれる。

 第三部のプロローグのようなもので話はまだ落ち着きと若干の停滞感がある。特にミミコは完全に立ち上がるまで時間がかかる。ギルバートのあたりはなんか空気違うくない?とか思ったり。でもそれがゆえに、覚悟を決めたことによる開放感が強い。その時にむけて抑えられ、ためられているモノへの期待がもう膨らむふくらむ。熱いバトルやってるわけじゃなく、いわばひたすら準備してる段階ともいえる。でもこの巻まで積み重ねられてきたものが、その準備のむかう先へと期待を導く。先がどうなるのか、次からの展開に期待して気分が盛り上がってしまう。

 いやもう楽しみでしょうがない。展開はまだ抑えられているのに、熱くなってしまう。次が読みたい。9巻まだー?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ウルトラジャンプ 11月号

 表紙が狗なのに黒いのはなんでだぜ?真っ白になるかと思っていたが。でも今回は漫画のほうもちょっと黒いな。絵面が。

 銃夢LOはあいかわらずギャグなのかマジなのか判断つきかねる。絶対勝利民族浄化光線砲って、すごいな。
 ロマンがまたつながった。でもこれ連載で読むとわかりにくさが先にくる。まず先に説明無しに物事の進行があるなぁ。
 天獄がえろい。レズ展開に進むんですか。ところでこれのストーリーはなんだっけ。
 バイオメガ、これ、なんだろ、スケールがまたとんでもなくひろがった。なんであんなでかいのつくられることになったんだ?
 クロスロオドがさりげにぐろい。

 今回は読み切り3つがいずれも糞じゃなかった。おもしろいってほどでもなかったが、まあひどくはない。F4Uは百合補正ないと糞になるが。ワンウェイの人はなかなか。なにか乾いてる世界なのに、むしろそんな雰囲気だからか、主要人物3人が感情を表わして以降の湿っぽさがしみわたる感じ。ただ、前回のに比べると魅力が弱い気がする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

よかった、生きてた

 カタハネのコンビが

RococoWorks「Vol.7(ボリューム・セブン)(仮)」2008年発売予定。
原画:笛、シナリオ:J-MENT。笛&J-MENTコンビの新ブランド。

MOON PHASE 雑記

 生きてたというのがうれしい。おそらくこれは百合ものではなかろうけれど、それは別にかまわない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東方SS読んだ 地下から響く声ほか

創想話その45 (真型 作品集44)
・『かみさま』(風神録ネタバレ)  宵闇むつき
青い方の巫女さんの、他と同じになってしまったこと、変化への戸惑いの面から書かれていて新鮮。そしてかみさまがいいかみさま。

・嘘じゃない  藤村流
小悪魔っぽい小悪魔。パチュリーの作り出す雰囲気が寂しいような悲しいような、それでいて今と未来へも視点が向いている。明確に語られないからこそに、想像で感情が増幅されました。しみじみ。

・山巫女、はじめてゐのおつかい  深山咲
ああ、誤植というわけでもないのね。

・禊ぎの河  反魂
さてどんな過去であったのか。流れる時について考えてしまいます。

・ハフリの動く腋  乳脂固形分
珍しくもないとある一日と感じられて、なにかまったり。

putiその21 (真型 作品集20)
・わきwiki  豆蔵
不思議な力が働いているのです。そうとしか思えないのです。巫女服は腋なんです。

・紅魔館メイド体験  がう
和やかーと思っていたら。

・ケロちゃんとおぜうさま  島根
カリスマはそこにひきつけられる。えぇ?

・地下から響く声  とらねこ
ありそうだなーいい話だなーと思っていいものかどうか。れみれみれみ

・fall of fall  藤村流
コメントが難しい。言ってみれば情景描写だけで終わっていて物語として何もないとも言えるのだけれど、描かれている情景と、導こうとしている感情はけっこう好きだったりする。や、もちろん、作者の真意とあってるかはわかりませんが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

白と黒 1,2

 白と黒 1,2  サークル:共月亭  作家:宮下未紀

 宮下未紀の発見ということで買ってみた。続きものというのをしらず、日付が新しいからと2を先に買って、けっこうおもしろいじゃんと1も買って。

 でも、やっぱりというべきか、絵柄はかわいいけれどけっこう黒いというか気分が沈む内容だなぁ。このネコがピクシーゲイルのあれと設定でつながってるのかペットショップのほうの猫の擬人化なのか、どっちにせよけっこうえぐい。それに双子の姉を探してるもなにも、1にあった代わりに引き取られたネコってのがそれなんじゃ。


 あと、宮下未紀で思い出した、ピクシーゲイルの3巻まだでてないなと情報探して無期休載になってるの知ってさらに気分が沈んだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

秋津島 三 神ながら人ながら

 秋津島 三 神ながら人ながら  著:鷹野祐希 絵:水上カオリ  GA文庫

 打ち切りというわけでもない、のかな。ただ正直なところ前半はずいぶん苛立たしく思いながら読んでいた。主人公の煮え切らなさ、理解を拒む様がいらついてしょうがない。後半は進む足取りがしっかりし始めたから、イラつくこともなく読めたのだけれど。

 なんか、陰湿な話だったなぁ。一人の巫女の悩んで迷って巻き込まれた物事の本質を知って受け入れてという精神的な成長や神の取扱いはおもしろいところがあるのだけれど、どうも陽性ではありえない。でもまあ巫女武狭というのは確かか。命を狙った対立と争いであることを表にだして描くと陰湿にならざるをえないか。それだけでもないだろうけれど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

幽霊列車とこんぺい糖 メモリー・オブ・リガヤ

 幽霊列車とこんぺい糖 メモリー・オブ・リガヤ  著:木ノ歌詠  著:尾崎弘宣  富士見ミステリ

 こいつ、ガチだった。百合として。話もまた。系統としてはたまに富士ミスに現れる、言ってみれば砂糖菓子系?な話で、けっこう暗く深く沈んでる。救いがある話にはなってる。でも、世界がいびつで人物もゆがんでいる。半分は確実に壊れているなかで、主人公とリガヤの壊れながらに生きてるさまにひきつけられる。

 正確にいえば壊れていびつであると把握できるのは後半で、結局最終的に主人公は自殺しねーだろーと思いつつ読んでるとどんどんこの作中の世界と人物の壊れているさまを見せられる。薄くゆっくりとだけれど鬱々としたものが読んでて心に積み重なっていく。自分の好みとしては、最初からすべて突きつけられるともうやってらんない読んでらんないくらいに壊れてるのだけれど、次第に了解していく形だからか、むしろどういうことになっているのかにひきつけられて先が気になってしまう。

 おもしろかったと素直にはいいがたい。百合として、もうごちそうさまですってものだったけれど、この壊れていびつな世界にはどうも鬱々とされてしまって素直におもしろかったと言えない。でも話にはのめり込んだ。この人が次に何だすかも注目すると思う。(この人のデビュー作のときはつまんねわかんねって感じの感想を2chに投下してたが。そういえば百合好きだという情報もあったな。)


 しかし、えろいなこんぺい糖。雰囲気での演出が物足りなく感じるが。生の側に連れ戻したキスに対し、過去の姉妹でのキスはベクトルが死のほうか。同じ行為で違う意味というのはいいものだよね。…という方向に気楽で百合で頭ゆるめな感想書こうとちょっとは努力したのだけれど、どうもこういう感想になっちゃった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

漂流街

 漂流街   著:馳 星周  徳間書店

 友人が貸してきた。うん、その友人の好みの傾向にばっちりだ。こんなのが気に入るようだからあんな殺伐としたゲームが好きで発想もやけに殺伐としてバイオレンスな方向に偏るんだよ。

 自分の好みの傾向からはきっちり外れる。しかし、展開の引き込みはすごい。積み本あるくらいなので友人に貸し付けられた本を読む優先順位はいまいち低く、でもまあまったく放置で返すのも悪いなと思い立って途中をちょっとめくったのだが、やめるにやめれず一気に読んでしまった。最後まで読み終わったら今度は最初から読みだして、読み始めたその途中のところまで読んで。

 テンポと内容はハードボイルドの見本のひとつのようだ。怒りとカネと暴力と欲望が連鎖し転がりつづけ行き着く先は破滅と絶望で優しさもロマンもなく。こういうのは好きじゃない。だが、おもしろかったと言わざるをえない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東方SS読んだ 猫談義ほか

 青いほうの巫女さん大人気。あと、諏訪子がケロちゃんケロちゃんいわれてるのなんでだろうと思ったら、スペルカードにそのままあったんですね。他の人のextaクリアのリプレイみて気づいた。…自分はまだそこまでたどり着いてない。。

作品集その45 (真型 作品集44)
・千秋万歳  小麦粉
いい話だなぁ。熱でもあるの、といわれる珍しい紫と八雲一家。

・猫談義  猫叉
レミリアに悶え狂う。なんて強烈なロリキャラってのから始まって猫度上昇に伴う破壊力の増加が洒落にならぬ。こうりんころすーなコメントに共感するのもやむなしと思いませんか。

・案内人  NFS
視点がおもしろい。妖怪の人間を食うという面の変化球的な扱いがなかなかおもしろく、また不思議と東方らしさを感じました。

・狂人  ulea
狂人を文章で表現できているのがすごい。その狂人のありようも東方(幻想郷)と関わる狂人であって、フランでもなくオリキャラの一般人として狂人たるさまを表しているのがすごいなぁ。

・かえるのうた (風神録本編ネタバレ)  藤村流
ケロちゃんケロちゃん。どこかずれてるようで流れるように展開するのがたまらなくケロちゃん。

・現人神の憂鬱 みづき
青い方の巫女さんを通した霊夢と霊夢の周りに集まる妖怪の描かれ方がなんともいい味。

・姫二人、幽界に席を設けること  コバヤシ
ここまでまともに姫として描かれ、姫っぽいと感じることのできるこの二人というのはそうはなかったと思う。姫っぽさがとてもすてき。


ぷちその21 (真型 作品集20)
・おしゃべりなあなた  MS***
穏やかでなにかやさしい雰囲気。それでいてなにか怖い。これはまたおもしろいアリス。

・さよならストロングカノン  藤村流
いやもうなにがなにやら。

・しぐるい  紳士的ロリコン
お母さんえーりんが末期症状にまで到達してしまったようです。

ぷちその20 (真型 作品集19)
・十六夜 さ  goma
まったく思いつきもしなかった。冒頭でこうくるとはと驚嘆して、最後でもこのオチは予想できなかったと感嘆。笑いながら。

・めでたくない色のほうの巫女さんの日記  NFS
なにかもういろいろな意味で順応してるなぁw

・この先は神様がごろごろしているんだから!  はむすた
ほんとにごろごろしてる。というか、ひどいw

| | コメント (0) | トラックバック (0)

CHANTELISE シャンテリーゼ

 CHANTELISE シャンテリーゼ   EasyGameStation

 今年の1月には手に入れていたのだけれど、その時のマイPCでは満足に動かず(fps 3とか5とかいったり)しばらく放置してた。

 ボスの個性とキャラクターが成長せずに(HP除いて)ステータスの強化は装備だけでしか行えないということがバランス的にかなりいい縛りになっていて、力押しだけではそうそう進めないあたりがおもしろい。とはいえ、自分がへたれたのかラストダンジョンはフロアひとつ進めては全滅してやり直してを何回繰り返したのやらできつかった。クラゲをどうやって倒すかけっこう悩んだし、ラスボスの攻撃かわすコツつかむのにやたら時間かかったし。

 でも、楽しい。プレイ時間が10時間ちょっとでようやくクリアして、今度はwiki見るの解禁して隠し宝箱全部とって今15時間こえて、このあとしばらく釣りをつづけてワイバーンの角折ってサバイバル通過して、それくらいやったら流石に飽きるかな?デュープリズムのミントっぽい感じな話もなにか安心感があってよかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日記:071007 熱

 もうすぐ発売だなとアルトネリコ2のサイト見に行ったらRPGやりたい熱が出てきた。あー、ボス戦で苦戦しながらひりひりしながら手に汗かきながらぎりぎりで倒すようなそんなのが懐かしい。ボス倒すことだけ考えて装備入れ替えて戦術ねってアイテムに手をつけて、よし倒した!って次のストーリー(またはエンディング)につながった時の気分の高揚が懐かしい。

 まあもっとも、そこまで入れ込んだのはずいぶんと昔で、アルトネリコやFF12(が自分のなかで最新のロープレ)ではそこまでいれこまなかったのだけれど。歳か。ただ、それでもロープレにはまってるあの感覚は確かにあった。

 大学入って以降、正確には浪人しておおよそ一年ほどテレビのない予備校の寮にポータブルCDプレーヤーのみ持ち込んで過ごして以降、ゲーム熱が確実に下がったなぁ。DSもPSPもなかなか手を出す気になれず。ちょこちょことPS2やPCのに手を出したりするのだけれど、以前の一日2時間は確実にゲームしてた時に比べるとずいぶん落ちた。

 あー、デュープリズムかベイグラントストーリーかの続編か話の直接的なつながり無くてもいいから何か同じようなシステムだったり雰囲気だったりを作ってくれないものかな。と思いつつ買ったのはいいけれどこのPCじゃうごかねーとないて放置していたシャンテリーゼやってたりするこの連休。これをキーボードでやるのはけっこうきつい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マリア様がみてる 薔薇の花かんむり

 マリア様がみてる 薔薇の花かんむり  著:今野緒雪 絵:ひびき玲音  コバルト

「瞳子、と呼び捨てにしてください」

 ドリルキター!!と心の中で叫んだね。ちょっと悶えて怪しげな呻き声が出たかもわからんね。

 引っ張って、次の巻の前半で解決して後半はまた次への種をまく、という形が今回もまた。しかし、ドリルな妹にようやくたどり着いたという、結果はもうずっっっと前から見えていたその結果がこうも楽しく悶える展開で見せられると不満がどこかへ消えるという不思議。

 次の次くらいで遂に卒業なのかな。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ARIA 11

 ARIA 11  著:天野こずえ  マッグガーデン

 無限に続くかのような穏やかで優しい日々に世界の時間が止められているかのように感じられても、時間の変化は確実に存在していた。作中において積み重ねられた時間が確かにそこにある。

 いや、今回はすごい。大抵毎回「なごむー」ってのが読後のメイン成分なのだけれど、今回は「すごい」になった。全部あわさってだけれど、特に黄昏時が、いやこれはすごいよ。


 でも、「これでずっと一緒に練習できる」という言葉が消え去って、新たに変化が重ねられる。これはどうなるんだろう。3人の時間はどうなるんだろう。すごいな、なにか妙にせつない気分がある。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

現代の貧困

 現代の貧困 ワーキングプア/ホームレス/生活保護  著:岩田正美  ちくま新書

 格差と貧困は同一でない、という視点がいわれてみればその通りなのだけれど、言われてみるまで気づいていなかった。それに気づいた、というだけでも価値があった。また、ワーキングプアといった言葉で最近になって貧困が発生したかのような誤解を今まで抱いていた、ということに気づけたのもよし。

 貧困の問題は、どこからを貧困とするのかその線引きにまず困難があり、そのラインは社会があってはならない生活状態であるということ。社会として特に問題なのは、貧困を抜け出すことのできない層であり、一時的な貧困の経験を持つ人が存在することは大きな問題ではないということ。

 著者も述べているように教科書的な面があって、なるほどと考えるところはあるけれど中盤は若干眠い。ただ、ワーキングプアや格差社会という言葉に踊らされたままに貧困をとらえる、ということからは多少離れることができたかなと思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »