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〈本の姫〉は謳う 1

 〈本の姫〉は謳う1   著:多崎礼  絵:山本ヤマト  C★NOVELS ファンタジア

 やあ、こいつはすごいな。煌夜祭で見られた時間経過を物語上にふんだんに積み重ねた構成は相変わらずで、それでいて今回は物語が比較的にすっきりとしている。単一でなく、つながりが見えるようでいまいち釈然としない二つが同時に描かれているのだけれど、同時に描かれていることに違和感を覚えない。

 前回もそうだったが、物語が進むにつれて浮き彫りになってくる登場人物の像の強烈さとあらわれ方がおもしろい。物語とすばらしく合致していて、物語の進展と同時にあかされていくことで焼きつけられる人物のイメージの強さと在りようが物語への興味を強めていく。

 なぜ?そしてどうなるのか?まさに正しく小説に引き込まれた。大変に満足です。

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