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たま◇なま 〜生物は、何故死なない?〜

 たま◇なま 〜生物は、何故死なない?〜  著:冬樹忍  絵:魚  HJ文庫

 数ヵ月ほど積んでたHJの新人の本。

 主人公の、特に精神的な成長ものとしては実に正統な物語でした。初期の後向きな主人公に対し、こいつうざっ、と思う程度がなかなか調節されてる感じで、うざさに負けてごみ箱にたたきつけるほどまでいかず、むしろこの後どうなるのかと気になる程度のうじうじ自閉描写。最後にはきっちり前向きになっていて、なんというかまっすぐな物語として好印象。

 硅素生物ということでSFネタなのかと思っていたけれどそうでもないような気がした。高校の化学で音波は違うくないかとかのりくっつけただけで共鳴しないのはほんとにそうなのか、あれだけ強烈なら多少の減衰でもゼロにはならないだろうとか、発生周波数の調整とかできるならすぐ対応できたんじゃないのとか、宝石にわずかでものりに覆われてなくて大気に露出してる部分があったならだめで、つまりは額との境界もきっちりのりつけてないとだめでということは気づかなかったのもおかしな話だろうとか、なんとなく疑問に思ったりも。

 でも、まあまあおもしろく。


 ついでに自分の答えとしては、だって10分しかそこにいちゃだめだといわれたら、そこがどうなってるか仕組みやシステムを知りたいし、そこでできることをとりあえずいろいろやってみたいじゃないか、となる。

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