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思考の整理学

 思考の整理学  著:外山滋比古  ちくま文庫

 気のせいか、最近に本屋でやたらめったに見かけたので買ってみた。ちょっと立ち読んでひかれたというのもある。

 内容は数ページで完結する短いまとまりの集合で構成されているので手をつけやすい。細切れに1週間くらいで読むというやりかたをしやすい。また、文章も平易なのに加えて扱ってる内容もほとんど誰であっても共通に体感したことがあるだろうことなためにとっつきやすい。

 この本が書かれたのはそれこそ20年以上も前だが、現在においてもおそらく変わっていない。グライダーと飛行機型、コンピュータにとってかわられるなかで人はどのような行動で生きる道を探さないとならないかなどは、今もって課題であり続けると思う。思考という人の行動に焦点があるために、今も昔も共通であてはまるということかもしれない。

 思考の整理学と銘打ってるけれど、内容として小難しいことは一切なく、脳の神経がどうとか心理学的にどうとかにならず随筆の類に近く、本としても薄いので気軽に手をだしても読み切れると思われます。これを読んで劇的に変わることはまずないだろうし、もうすでに体感上知ってるよということも多いと思います。しかし、言葉に出してあらわすことは難しいことであって、言葉として表れているものを読むとまた違った感覚を得られ、さらには今現在の自分のやりかたをさらに調整することができると思う。

 個人的にはグライダー、みつめる鍋は煮えない、発酵、2段階なメモのとりかた、褒めることかな。特に褒めることのあたりは人を率いている人すべてに、せめて教員に分類される人すべてに読んでもらいたいと思った。

 おもしろい読み方として、はじめ本屋で目次の小題だけを眺めて、これは思考とどうつながってるんだろうか、自身に照らすとこういうことかなと適当にあたりをつけて、それでわかった気になるというのもありかなと思う。わかった気になって、数ページ中読んで、でもそれで終わり。次の日以降のいつか、もしも目次の内容が気になったのなら、その時に初めて読む。…ここまで書いて気付いたが、(小説以外の)本読むときはよくよくある読み方じゃないか。これそのままはなくとも、類似した読み方はよくよくある。さほどおもしろい読み方ではなかったか、普通だ。

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