« オトメクライシス ( 戯画 ) 感想 | トップページ | 言葉に出さないこと »

〈本の姫〉は謳う2

 〈本の姫〉は謳う2
 著:多崎礼  絵:山本ヤマト  C★NOVELSファンタジア

 大胆だなー、この構成。それともこの著者の特徴なのか。キャラ設定と行動理由に語っていないこと、読者に示されていないことがありますと宣言して、しかしそれをそのままに話をつくっている。二つの話が並列に進んで、どう繋がっているのかはっきりとはしていない。だというのに、同時並行な2つの話それぞれにひきこまれて物語が気になってしまう。おもしろいなぁ。

 どうつながっているのか。どうも過去の話っぽいが、しかしただ過去に起きた事柄というだけでもなさそうだし。ケネスの記憶の中の人もいそうな気がするし、アークもなんかあるような気がするし。同時並行ということにもなにかあるのだろうか。これは煌夜祭みたいに全巻でてから全部読みなおすことになりそうだ。伏線はりまくりな気がする。新たな歌姫でてきたけれど、さりげになにかがあったことを含ませるし。1巻を読み直したくなった。

 あと一つ、セラの口調がああだとは不意討ちだった。しかし、しかし、ありだ!

|

« オトメクライシス ( 戯画 ) 感想 | トップページ | 言葉に出さないこと »

ハヤカワなどその他小説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 〈本の姫〉は謳う2:

« オトメクライシス ( 戯画 ) 感想 | トップページ | 言葉に出さないこと »