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2008年5月の14件の投稿

東方SS読んだ 春に渡る 早苗と阿求ほか

真型・東方創想話作品集 54
・七色のアルペジオ 【3/3】  りんご飴
・七色のアルペジオ 【2/3】  りんご飴
・七色のアルペジオ 【1/3】  りんご飴
贅沢を言うのなら、アリスをハイスペックにしすぎかなと思わないでもなく。けれど理由とともに書かれるために受け入れやすい。「強さ」の書き方に、ああ確かにと思えてしまう。理由の持込が多少強引かなってのは措いて、互いの性格とまりさの人間っぽさが前面にでていておもしろかった。
文章が読みやすい。物語を振り返ってみれば出来事と場面に突飛さはなく、きっかけからの展開が丁寧で、繋がりに不自然がなくて、つまり、うまいなぁ。
一番はじめに独自解釈があって、それが賛否両論な解釈だけれど、その上に積み上げられた物語が実に丁寧。

・幽香霖  しるし
地の文の語彙豊富さに違いを見せ付けられる。圧倒させられる。…この人か。なんか、この香霖とこの文章どっかでと思ったら。ゆうかりんまでがこの狂気にのみこまれた!それとも狂気の元凶か。壊れすぎなほど壊れていて笑い疲れた。だめだ、映像が強烈すぎる。

・紅魔館七不思議  粒状斑
見事してやられました。あとがきを中国で締められて、まさに怪談。


真型・東方創想話作品集 53
・千里の先  小宵
あやもみ。なるほど。いわれてみると確かに、実におとこのこですね、この椛。しかし、ショタってなくてきりっとしてるのがむしろ効果増量というか。。

・少女ロマンヒコウ 第一話  ulea
なによりもアリスのキャラがいい、というのが第一に思い浮かんだ。なにか自然だなって。魔理沙への態度と言葉がすごい自然で納得できて、これはいいアリスだなと。
さて、魔理沙と香霖のストレートな話になりそうで、期待です。

・春に渡る 早苗と阿求  おはか
すばらしい。青さと若さ、人間らしさにあふれる早苗さんがたまりません。早苗さんと阿求の、物語への設定の生かし方が実に見事です。そしてもう、すっごく、すばらしく、百合です。この心情の描き方、持ち運び方はもうたまんない。

・庭師のお仕事  電気羊
美徳であることが罪につながってしまう。その、正しいはずなのに、正しいからこそに苦く思ってしまう題材が見事です。妖夢というキャラクターについたイメージがあるからこその話であるようにも思います。

・天狗が下駄を脱いだなら  梅凪
こーりんころすー。あやややや編。

・Mother and Mother  鈴風 鴻
神様と信仰の神綺様への結びつけによる話がおもしろい。アリスの描かれ方も個人的に実にしっくりと。


真型・puti作品集 27
・春記念日  ぺ天使B
ほとんど会話だけというSSは意識して読まないのです。すぐ閉じる。でも読んだ。なぜならパチュアリだったから。春ですね。


真型・puti作品集 26
・姉と呼ばせたくて  トナ
八雲一家。あたたかいです。

・三つの願い  トナ
こちらは何一家と呼ぶんだっけ?あたたかいなー。

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真型の番号に修正

 「東方SS読んだ」の作品集番号を真型の番号に修正(というか真型の番号を付加)。
 どういう形式で感想書いていったものかといろいろ試していた跡が眺められてなかなか感慨深く。06年11月からだから1年と半年分くらい。けっこう前のは創想話の作品集番号を書いてなかったりでちょっと時間がかかってしまった。アンテルカレールの最終話まだかなぁってのも思い出した。

 しかし、うすうすと自覚はあったが、我ながらどうにもえらそうな物言いに見える。なるべく意識して抑えたいが、まあ、どうにもならないかも。

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web上にメモ

 たまにはブログタイトルっぽいことをつらつら。web上のメモに関して。

 Penzuというサイトをどこだったか経由で発見してここ数日使ってみている。

 web上にメモをとろうとした場合、一般に文字しか書けない。だから、数式や図を一緒に(しかも手軽にすばやく)書きたいという場合には紙にメモするにこしたことはない。紙に対する弱み。
 強みとしては、一覧性と検索できるということだろうか。日付が常にあって、しかもなくす可能性が(比較して)小さい。
 なわけで、文字のメモを多く行う場合にはweb上にメモってことも有効になる。webというか、電子的にとでもいったほうがいいかもしれない。キーボードたたいてメモすることも有効になる、というか。

 しかし、それだと自前のPC内部でメモ帳開くなりすればいい話なわけで積極的にweb上にメモする理由にはならない。
 積極的に使う理由としては使うPC(とOS)によらないということだろうか。家のPCのファイルにメモってた!てことにはならない。

 けれどこれもまた、上のサイトを積極的に使う理由にはならない。例えばgmailにそのつど送ってタグ管理すればいい話で、またはgoogle noteもある(Operaに対応してないから自分は使わないが。firefoxしか使わないならありだとは思うが)。iGoogleに付箋貼り付けるという手もある。blogなりSNSなりで非公開にして書くという手もある。

 というふうに考えて、数式や図を含む場合や短いメモはマイブックに、文字だけでちょっと長めのはgmailに送って管理するのが記憶するID増えずに一覧性と検索性、場所、文字の最大数などからいって無難かなと思うのだけれど、なぜか上のサイトを今(ここ数日)積極的に使用中。

 マイブックはいまだ使い続けているけれど、上のサイトはいつまで使い続けるのか、われながら楽しみ。というか文字と一緒に数式(パワーポイントみたいにわざわざ数式エディタ起動じゃなくて微積分やら行列やら分数とか下付上付きくらいはD&Dですむとか)や図(矢印だとかフリーハンドで絵かける程度でいいから)を手軽にすばやくかけるメモサイト、もしくはアプリってないものかな。そうすれば紙にメモすることをかなり減らせて机の上がずいぶん綺麗になるのに。windowsだけに対応ってのはなしで。

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ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。

 ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。
 著:朱門優 絵:鍋島テツヒロ  一迅社文庫

 終わりよければすべてよし、って言葉がある。どんなに途中が苦しかろうが辛かろうが不快だろうが紆余曲折があろうが、終わりがよければ結果としては大概不思議によい印象が残るものだ。
 けれど、その「終わり」までたどり着けなければ?不快な記憶が残るだけだ。

 いや、最後まで読んだけれどね。読み終わった直後にゴミ箱に叩き込んだが。

 ああこれはエロゲだなって10P読んで思って、その感覚は最後まで抜けなかった。しかもへたれでひねくれて勘違いしてるのを認めようとしない、不快な主人公ものなえろげ。どこがどうだからってうまく言葉にはできないけれど、エロゲだなって。えろげシナリオもいいのがあるんですよ。泣きげーに狂う信者がいるように。けれど、キャラの立ち絵が常にそこにあるエロゲと小説、ライトノベルでは違いがあると思うのです。同じやり方じゃだめだと思うのです。いや、実際やりかたどうこうなんて知らない。言いたいのは、すっげー不快な話だったってことで。

 最後はいい話ですよ。たぶんこういうことなんだろうなーってのがそのままに。でも、しらけた。たぶんこうだろうって予測を初めの段階で与えてるのに、「こう」ってのを明かすのが遅すぎだよ。読んでらんない。

 紹介ページ含め、イラストに騙された名無しさんってのをひさしぶりに体験。

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ウルトラジャンプ 6月号

 来月は表紙が下書きだったりするのかなぁ。

 SBR、大統領はメタボかと思っていたのだが、いいカラダしてた。
 メビウスギア、なんか主人公っぽいものがなんで主人公っぽい位置にいるのかってのが徐々に出てきた感じが。でもその一族であっても誰かを愛せばマシーネに殺されるっていうのに、よく一族として成り立っているものだ。
 ピースメイカー、かっこいい絵を見せる場面がいいな。銃士のほうとしても話の先があるっぽいんだな。
 バイオメガ、ヒグイデかっこいい。カーダルがああなんだから、ヒグイデだってそうである可能性ってのをまったく考慮してなかった。素でああいう化け物なんだとばかり。
 天獄、ひんにゅー。
 シュメール星人、イイハナシダナー。

 ウルトラジャンプエッグのほう、
 戦う司書と恋する爆弾、きょにゅー。
 ピーチファイト!、この今村陽子って人はまえUJに読み切り載った人かな?絵柄が好きなのでちょっと注目。

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リバース・ブラッド 2

 リバース・ブラッド 2
 著:一柳凪 絵:ヤス  ガガガ文庫

 みすてぃっく・あいでこの作者を知って、この作者を追うことを決めた身としてどんなモノが読みたいかといえば「こういう」モノ(別の面を見せてくれるのならそれも楽しみだが、とりあえずは素直に類似項をもつ「こういう」の)。魔術的小説なんて鼻で笑っちゃうような飾り言葉があらすじにくっついているが、しかし強く否定することができない。

 世界と空間がなんかおかしい。けれどその「おかしさ」が読みたいものであって、読んでる最中にはおかしいと思わず、奇妙な世界をまったく普通であると読み進めてしまう。

 ときに何気なさを装う言葉と行動が、またはさも伏線ですと声高に叫んでる言葉と行動が物語展開に結びついていたんですよと主張してくれるのがむしろ楽しくなる。

 主人公がいまおかれている異常な状況に注目させず異常と思わせずいつのまにかいたって平和な日常と化していて、なのにふと異常さを思い出させる。シリーズ全体にまたがってなにかしかけてんのかなと期待してしまう。

 まあつまり、こういうの好きです、ってことで。話とサービスとの融合がどうもいまいちで、えろいところと前半のあざみが浮いてる気がするなぁーってのはやっぱりこの巻でも思ってしまったけれど、1巻ほどでなく後はやはりおもしろく。あざとすぎるとってつけたえろさは嫌いで嫌だし無理につけなくていいのにと思うのだけれどね。

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そのうちに読みます、たぶん、きっと

 一迅社文庫がでるわけですが、表紙が巫女さんだからという理由で「ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。」にちょっと興味を持つ。んで、著者名でぐぐってサイトいって、文庫紹介見たらびっくりですよ。一迅社どんだけ力入れてるんだと。

 でもアドレスがpropellerなように、一迅社じゃなくて著者の所属してるところでつくってるのな。全部でこれやってたら、すごすぎて笑ってた。

 一迅社のはとりあえず来月の小林めぐみくらいかなと思っていたけれど、たぶんこれともう1,2冊買うと思う。おそらく。読み終わって感想書くのはいつになるかわからないけれど。

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東方SS読んだ silhouette:α → φほか

真型・東方創想話作品集その53
・Mothering Sunday  大崎屋平蔵
ゆ~か~れ~い~む~。

・幻想園  高瀬みちる
>淡泊な中に潜むもやもやとした物
確かに。けれど映像と会話が作り出した、こういった雰囲気のものは好きだったり。感覚的すぎるきらいはあるけれど。

・箱の中には  お百姓
「箱の中に入れるということ」と人と妖怪の在り方に対する魔理沙の姿勢がおもしろかった。

・やくもゆかり  八重結界
座布団三枚ほど進呈したい。

・赤のレンガの麦酒日和  まのちひろ
信仰によって神が存在するならば、信仰を失った神がいなくなるのもまた道理。けれど、達観なんてできなくて暴れるのが魔理沙だとも思うのです。それがいい。

・博麗の妹紅  白
フランかわいいよフラン。博麗と妹紅との類似した孤独の描写がすばらしいです。常に誰彼がいて、そうであるのに、そうであるから、って感じられるがうまいなぁ。

・未来百鬼夜行 ~ 紫とメリーの神隠し ~ 前編  ごんじり
・未来百鬼夜行 ~ 紫とメリーの神隠し ~ 後編  ごんじり
紫とメリー同一ものとしてのこういうけりのつけ方はけっこう好きです。ハッピーエンドが好きと登場人物に述べさせるのもけっこう好きだったり。
百鬼夜行に泣けてしまった。
歴史の改変と複数の軸がちょっとわかりにくかったけれど、このまとめかた、時間としての扱いにはやられてしまった。紫メリー同一以外にも幻想郷での博麗のありかたの解釈とかころころと解釈が転がってるんですが、それらもまたなかなかおもしろく。

・「これはミステリーではない」  大根大蛇
びっくりした。その意味では大成功なんだけれど、まあ、なんというか。タイトルが指すままというのが見事なのだが、、ちょっと趣味が悪いと思ってしまった。わかってしまえばまた違うのだけれど。

・vanish  PYTHON
幻想郷に移ったということは、2Pカラーの腋巫女さんのかつての人間関係は、という。この答えにはどうしようもないほどに切なくなりました。

・川寝一画を欠く  少年
レイアリかレイマリか。とまれ、魔性のちびれーむにしんだ。

・東風谷早苗の受難  六分蜜
本気でねぎさすとは思わなかった。

・かぜみこ  猫兵器ねこ
弱気れいむ。その変態的嗜好、わかります。

・桜花郷  世界爺
リリーかわいいよリリー。春っぽくてゆるくて明るい情景に和みました。

・庭にいるのはワイフだよ  八重結界
すばらしい。腹がいたい。なんたる舞台裏でアメリカン。

・silhouette:α → φ  レグルス
初めの論理記号の対応で面食らった(挫折しかかった)けれど、読み進めるとおもしろい。数理関係よりも、プラトンのイデア説のほうが軸と感じました。すべてのSS、すべての同人、そして原作でさえも絶対真理の姿の影絵でしかなく、その絶対にもし意識があるのなら、すべての影絵を破壊して真実の姿になりたいと願うことがあっていいのではないか、そんなことを考えた。

・活字中毒  vol
図書館に絡んだこあくまっぽさがおもしろかったです。


真型・puti作品集その26
・乳タイプ  紳士的ロリコン
タイトルと冒頭での吸引力が強烈すぎる。

・蓮子はどこへ消えた  クーヤ
そういう強引な証明好きです。

・走れ咲夜  電気羊
>「咲夜、夏の陽気で頭がどうかしちゃったの?」
あまりにトンでるメロスがここに。

・マリ×アリ書いてみた  電気羊
ヤンデレアリスですね、わかります。

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鬼ごっこ 3

 鬼ごっこ 3
 著:黒柾志西  REXコミックス

 なにがどうなってんだっけ、というのを2回くらい読んだら思い出して、なんとなくどういう話だったかとこの巻がどういう話なのかをつかんだ、ような。

 絵としては好きなんだけれど、話の展開はよくわかんない。一話のなかの展開と数話単位でのつながりはわかるのだが、全体としての方向がわかんない。

 確か、1,2巻は展開遅いなーって感じたような記憶があって、今回はスムーズに進んでるのだけれどどこに進んでるのかがよくわかんないなーって感じに。話忘れてた状態で読んだら襲ってきた生徒が麒麟に見えて、なんでこうなったんだっけと混乱したのも拍車をかけた。

 とりあえず、はいてないとおもらしとしろすくがすきなんだなってのはわかりました。つるつるな肌と白スクおよび服のしわとの対比がなかなか。

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コミュニケーションは最大の娯楽である、ということだろうな

 コミュニケーションツールである、ということ。

おうちに帰るまでが遠足です。感想書いて、みんなと共有するまでがエロゲーです。  (適応係数17♂)
経由で
プレイヤーを魅了する、エロゲーのプレイ後の楽しみ。 (かぎにっき)

つまり私が何を言いたいのか、と言いますと、ゲームが終わったらすぐに終わったこととして捉えてしまうのではなく、そのゲームに関して、積極的に情報発信などをすることによって、よりいっそうゲームの世界を楽しめるのでは?ということです。

それはオタクとしての「劣化」だ (Thirのはてな日記)

アニメは消費されるものから「同じくアニメを媒介としてコミュニケーションを図る人間と出会いコミュニティを作るための存在」に変化した。それもコミュニケーションの内容に重点があるのではなく、コミュニケーションをしていることそれ自体、周りと「つながり」を持っているという幸福感に重点がある性質のものである。

なぜならば、彼らは「アニメ」を楽しんでいるのではなく、「アニメを利用してコミュニケーションを楽しんでいる」だけだから。

 コンテンツそれ自体ではなく、コンテンツをだしにしたコミュニケーションが最大の娯楽である、という構図が見えてくる。しかし、おそらくはそれが「普通」なんじゃないか。「普通でない」のが「劣化」以前のオタクであり、コンテンツへと傾倒していた。

 フラットであるインターネットやニコ動という場によっていわゆるオタク素材であった分野へと「普通」な人が多く流入し(もしくは普通な人に発見されて)、ぬるオタや劣化オタとくくられるような層が発生してオタ素材に対しても「普通」である消費活動、つまりはコミュニケーションのためのコンテンツ消費が目立つようになった、という。角がたつような言い方をすれば、いわゆる比較的ディープなオタ分野もネットには情報があふれているために特別性がうすれて一般化し、コミュニケーションツールとして広い市民権を得た。角がたつの使い方おかしいような気もするが。

 それだけでなく、コミュニケーションが容易になった現状に合わせて、取り込まれて、オタク的なコンテンツ傾注な消費にもコミュニケーションの拡大が発生しているのだろう。オタクとして認識される行動の一つに知識のひけらかしってのがあるくらいにオタクってのは話したがりな面があるわけだし。

 ネットの発達によって一番変わったのが何かというと、話す場と方法が増えたことだと思うのです。どんなニッチな趣味だろうと2chにいけば話相手がいるということからmixiやらスカイプやらtwitterやらニコニコ動画やら、誰かと話す場と方法が大量に発生しているし、今のネット関連企業からは共有やらSNSやらというのがキーワードで頻出。

 コミュニケーションがみんな大好きで普遍で最大な娯楽で金になる(と見込まれてる)ってことなんだろうな。んで、広がりまくった容易にコミュニケーションができる場において何をするかといえば当然コミュニケーションをとるわけですよ。コンテンツをだしにして。いわゆるオタクな分野がオタクだけのものでなくなったために、オタコンテンツでのコンテンツとコミュニケーションとの関係の変化が目立つものになってる、とか。


 このブログのような、言いっぱなしでどことも誰ともしれない相手に話してるような一方通行に見えるものもコミュニケーションの一つ。「誰かと」話すでなく、「誰かに」話すということだけでも娯楽として成り立つってことでしょうね。記事は他者にとっての娯楽でもあるし。
 つまりは誰か他人に言葉をぶつけること、誰か他人の言葉を聞くことが娯楽である、というのがコミュニケーションが娯楽たりえるところであるわけで。

 うん、なんか後半は自分が何を考えてるのかぐちゃぐちゃになってきてる。ので終わり。

追記:
「mixi疲れ」が起きやすく、「ニコニコ疲れ」はあまり起きない理由 (Thirのはてな日記)
 そうか、コミュニケーションとひとくくりにしたが、種類の違いが存在している。その違い、現実世界と違うコミュニケーションと人間関係と距離感が許される、干渉とつながりのゆるさや浅さがオタ分野で受け入れられる理由になるわけか。

 気恥ずかしいことだろうと、その場で顔の見えない、現実でのつながりのない相手に向かって語るのなら、発言にいたるためらいがずいぶんと薄まる。なにしろ「誰か」に向けた言葉でなく「呟き」なのだから。

 仮に反応があったとしても、どの程度の反応をするかを自身で決めることができる。無視しても、人間関係になんの影響もない。ゆるくて、そういう反応が許される空間であるという共通認識が存在しているはずだから。

 これもまた、オタ的分野への新規流入と(ゆるい)コミュニケーションの取り入れのもとと考えられるか。もしくは議論を避けて意思表示できる手段が増えたという見方をしたほうがよいのかな。

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めも:20080506

 創想話が真型になっていた。のはいいんだが、作品集1からになったかー。妥当な修正だから、これはたぶんそのまま維持されるように思う。面倒なのもあるのでしばらく様子見して、固定されるようならSS感想のところも真型に合わせて作品集番号を全部修正しよう、たぶん。
 それまでは、既存の感想は作品集番号-1が真型での作品集番号、ということで。

 ニコニコ動画でたまに東方関係の「お話」なやつを見るのだけれど、そういうのも感想として記録しようかどうか検討中。マイリストの軽量化できるなーと。絶対量が多いわけではないのでSS読むのと時間として大差はなく、けれど絶対量ないので定期的にかけるほどではない、つまり3日坊主になる可能性がとても高い。

 連休中にういんどみるが公開したゲームエンジン(CS2)でもさわってみようかと思っていたんだったと連休が終わってから思い出した。SS書きさんと絵師さんが結託してADV形式でSS配布するようになったりしてなーとか妄想してたのも思い出した。ここのシステムはかなり優秀に感じた覚えがあるから、同人げーに広まってくれるとちょっとうれしいのだけれど。

 タイトルに日記とつけるのに気が引けてしまった。これはメモだな。

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スプライトシュピーゲル IV テンペスト

 スプライトシュピーゲル IV テンペスト
 著:冲方丁 絵:はいむらきよたか

 夢を見るな。

 いい言葉だ。いい言葉にしている物語がすごい。なにより、熱い。
 守りきることができずに、証人が殺され続けていく話なのに、信念に殉じた言葉、姿勢が熱い。自分がいなくなっても受け継がれる、この流れが必ず続いていくという想い。

 導き手たる大人の渋さがいい。「よいこと」、「ただしいこと」によって理想的な結果が得られるとは限らない。無限に待ち構える徒労感との戦いに、挫折を繰り返してもその度に立ち上がらなければならない。伝え、体現する大人にしびれる。

 物語のなかで物事への視点をひっくり返すタイミングが実に巧妙で感情に訴えかける。主に初めは負の側面を述べるのに、なんとも肝心なところで正の面を持ち出してくる。泣けてくるね。

 それでも、夢を抱け、ってーのがやっぱいいな。

 鳳の話だったなぁ。分厚さにひけてちょっと手をつけるのが遅くなったが、もっとはやく読んでればよかった。読むのにけっこう時間かかって疲れる内容で、それでも読むのやめらんなくて。実におもしろかった。水問題を国際社会での重要問題としたのも個人的にストライクなのです。

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ヤングガン・カルナバル 後夜祭・ラストマンスタンディング

 ヤングガン・カルナバル 後夜祭・ラストマンスタンディング
 著:深見真 絵:蕗野冬  トクマ・ノベルズEdge

 第二部完。カルナバルに突入したときは、これで第2部どころか、物語が完結するかと思っていた。次への伏線ちりばめて、一つ大きなことが終わったのに騒乱の気配が消えた気がしない。

 こんだけのキャラ出して、しかも視点と戦闘の組み合わせがやたらめったにあって、よくもまあそれぞれにドラマ出せるものだ。ハイブリッドがメインであるけれど常に戦闘の渦中にあるってわけじゃなく、他組織もまたたがいにつぶしあうってのがいいな。こいつらがぶつかったなら?という期待に応えてくれる。

 ただまあ、あまりに戦闘が連続するので感覚が麻痺してしまって、一つ一つの重みが薄くなってしまった。とはいえそれがマイナスに働くだけでなく、この物語での命の軽さを連想させてきて、らしい空気が構成されたとも思える。

 聖火が化け物過ぎて、これ絶対生き残ってるだろうなー。琴刃の動向も気になる。

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リバース・ブラッド 1

 リバース・ブラッド 1
 著:一柳凪 絵:ヤス  ガガガ文庫

 この作者をみすてぃっく・あい(虚数の庭)で覚えて作者買いして、でも今度は百合じゃないらしいしと積んでいたのをようやく読んだわけだが、微妙。前半と後半でつまらんうざいとおもしろいとに分かれた。

 間に挟まれる、これは「いつ」の話?という出来事と、「今」とが結びついていく後半の物語展開はおもしろかった。また、なんというか、世界に奇妙さをもたらすのがうまいなと。後半のどろどろの描写であり、動詞が存在しない人間への言及であり。

 しかし、前半はどうも。シリーズものだからで、シリーズとしては意味がある始まりということなのだろうか。けれど1巻の後半とはいまいち結びつきがわからない。あざみは後半の物語解決と主人公の過去現在未来にどれだけ関わっているのか。というか途中で出番終わって舞台から降りた感ばりばり。また、動詞が存在しない人に関しての言及が、後半の展開にどうかかわっていたのだろう。


 その前半で蓄積された不満の大部分が、つまるところ、あざみが邪魔、ということ。後半にかけらも出てこないのに笑った。作者が書けないかけないと苦しんだのは、三角関係にすること強要されて初期構想にないあざみをどう絡ませるかに苦心したからじゃないの、とか邪推。邪推だけれど、そんな邪推したくなるほどに邪魔。

 あざみの台詞は大声だったり詰まったり物語の先を知りたいのを妨害するような合いの手だったり、読んでいく目がたびたびそこで遅くなる。これでなんか黒幕だったりすれば、ああそれでと納得もできるのだが、後半には見事に出番がない。エピローグにすらでてこない。

 主人公がいきなり記憶喪失になっているわけで、そんな状況下で、以前の主人公と今の主人公とを結ぶキャラであるのは確かだが、物語への関わりからはどうも邪魔。サービスシーン要因?サービスシーン含めて邪魔でしかないってば。それともシリーズとしてのキャラだからかまわないという著者の思惑なのだろうか。なんか、邪魔に感じてしょうがない。

 まあ、後半がおもしろかったから2巻も買うけれど。

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