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カクレカラクリ

 カクレカラクリ
 著:森博嗣  講談社ノベルス

 この男二人好きだなー。馬鹿さ加減とオタ加減が。スティールの塗装がとかさびがとか、マニアックなところに注目をする。しかし、朽ち果てようとしている人工物に対するその感覚はわからなくもない。

 カラクリと、男二人の趣味と、人工物に対する視点がおもしろかった。人が作り上げたものに、人がその時間と規模のスケールに魅せられる。天才で解決しすぎなきらいはやはりあるけれど、人工物への畏敬がなかなかいいな。

 たまに森博嗣を読みたくなる。登場キャラクタの思考が実にしっくりとくるのがよい。ミステリ部はそれほどどうこうではないが、そこで生きている人物の思考がおもしろい。

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