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〈本の姫〉は謳う3

 〈本の姫〉は謳う3
 著:多崎礼 絵:山本ヤマト  C★NOVELSファンタジア

 見えた見えたはっきりと関連が見えてきたぞ。だが最後がよくわからないうえにこんなところで切られると困ってしまう。またこんな続きが気になるところで。

 姫の姿が見えてきて、物語の作りも見えてきて、しかし見えてくる程に前の巻を読み返したく、繋がりを確認したくなる。なにか人物も対応考えるとおもしろそうだし、確認しながら読み返したい。どういう重ねなのか。

 これはお話なのだという感覚が強かった。物語にのめりこみ、登場人物の心理に自身ものってというより、過去にこのようなできごとがあったのだという史実を読んでいる感覚。何が起こるか知っていて、しかし先を読みたくなる感覚。片方はあらかじめ悲劇が予告されているようなものだからというのもあるが、アンガス側読んでるときも影響されたのかそんな感覚が。なんだろう。

 文字を回収するごとに読者にとっても過去が見えてきたが、現在と過去がなんか同じような地点へ収束しようとしているのか?なんでアンガスは死ぬ気全開なのだ。アザゼルとの対応ならば、死ぬわけにはいかんだろうに、なぜ生きるつもりがないんだろう。

 そんな、見えてきたら見えてきたで気になることも増えたって巻。

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