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2008年9月の15件の投稿

とっぱら~ざしきわらしのはなし~ (キャラメルBOX いちご味) 感想

 とっぱら~ざしきわらしのはなし~  (キャラメルBOX いちご味)

 ネタバレありなのさ。珍しくスクリーンショットも数枚貼ってみるのさ。

(追記 9/30 : 全キャラクリアしたので感想追加。
あと簡単な攻略めも

・目当てのキャラを選択し続ければそのキャラのルートに入る(5/19までにそのキャラのルートに入ればよいので、そのキャラ“だけ”を選択し続けなくともルートに入ることは可能。誰ともフラグたたないと美影ルート)

・狐と河童は途中で選び続けているとキャラ選択から消えるが、ともに人(似非巫女)を選べばイベントが入って選択に復活

・美影ルートは最後で2通りに別れる(ただし、直前に選択肢がでて選べるわけではない)。(おそらく)美影と幸子と人以外の妖怪5人クリア後に美影のみ選択の場合(たぶん、トゥルーエンド)と、妖怪5人クリア前に美影のみ選択の場合または妖怪5人クリア後だけれど誰ともフラグ立ってない状態で5/19経過の場合(美影ノーマルエンド)

 美影と幸子と人のルートをクリアせずにその他妖怪5人をクリアしている場合に、美影のみ選択で(たぶん)トゥルーなエンドにたどり着くかは試してない。なんで(たぶん)トゥルーなんて書き方してるかといえば美影ノーマルエンドのほうが好きだから。

ここまで追記。下のほうに感想の追記。ネタバレあり)

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ウルトラジャンプ 10月号

 やあなんか今月は前半が立て続けにおもしろい。はやてもなんとなく感覚がわかってきた。おもしろげじゃあないか。

 バイオメガ、扉の旅する熊に笑ってしまったがなにやら感動してしまった。中身がずいぶん時間的にとんでて、そして時間の表現が描かれている。時間経過には弱いのだ。…とはいえ400年には吹いたけど。
 SBR、こ、この理由付けは、、とか思ったけれど、よくみたらそのコマから既に描き込まれてるのな。なら、ありか。とあっさり納得。
 銃夢LO、あつくるしい、あつくるしいぞー。
 ニードレス、ナニが写ってたのか気になってしょうがない。
 クロスロオド、生体部品ってのがつながってるのか?

 そういえばローゼンの新装版まだ買ってなかったのを思い出した。なかなか破壊力高い広告。

 エッグ
 戦う司書と恋する爆弾、恋する爆弾ってほんとそのままの意味だったのか。バッドエンドしか思いつかないのがまいったね。

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日記:途中

 フォーチュンサモナーズで、難易度は難しいでオートガードもOFFに決まってんだろといきがったらなんだか難しいです。まだレベル4だけれど、サハギンっぽいのがうざくてしょうがない。2匹同時に相手したらガードの上からガスガス叩いてきて脱出できない。あれか、前転とかも使いこなさなくては死ぬのか。というか魔法をジャンプで避けるとか、まいったね。でも操作はなかなか快感でやめ時がむずかしい。

 地霊殿ノーマルがまだクリアできてない。委託の当日に買ったんだけれどなぁ。さとり(ベアードさまに目がいってしょうがない)までは、決めボム前提とするけどほぼ安定。だがさとりと5面であわせて5,6機落とすのはどうしたものか。バハムートのラスト一つ前くらいまでは行けたんだが、安定しない。てっとりばやくエンディング見ようとイージーで全員クリアとかやって、目がイージーに慣れちまったかな。でも届かない感じはしないから、もうちょっとか。

 volume7の体験版は落としたけどやってない。1ヶ月延期したし、どのみち買うと決めてるし。

 そんな感じな今日この頃。やりたいゲーム、クリアしたいゲームがたまってるって久しぶりだなー(エロゲな積みゲはのぞく)。


 そんなここ数日にニコニコにあがってた東方系で一番つぼにはまったのが下

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東方SS読んだ お疲れババァ!ほか

真型・東方創想話作品集 59
・笑顔で人は殺せる  幻想と空想の混ぜ人
あの笑顔はすばらしい。同じような悩みで以前アリスに相談な幽香がいたけれど、魔理沙に相談だとこうなのですね。

・ただ、それだけの一日。  桜田
タイトルままの内容だった。それがすばらしい。早苗さんと咲夜さん、サクサナとはこれはこれでとちょっと腐る。

・『げぼく』  蕎麦犬
涙目チルノに罪悪感とは、さすが衣玖さん常識人。と思ってしまったのは、なにかねじれてるように思わなくもなく。ってか、どんなプレイをしてますか、紅い屋敷の主従は。

・亡き王女の為のケツバット  goma
カリスマだだ漏れにもほどがある。『よこもちのレミリア』(笑)。

・お疲れババァ!  aho
のっけから吹き出して、次はしんみりと。しかし、笑いの内容としんみりの内容と、つながっているのが見事。笑いをもたらす積み重ねた歳月の提示が、同時に感慨を与える。すごいな。

・酒と暑さと女と女  RYO
よっぱらいどもめ。けれど、その思考は、わかる。そういえばここしばらく日本酒飲んでないなぁ。

・餞  C-7
地霊殿で勇儀だけれど、設定を考えるとどうなんだろうなと、多少思わなくもなかった。けれど、雰囲気はけっこう好きです。

・かぐやひめさまにたりないもの  天福
平和で、ゆるゆると、なにか、ゆっくりになる。きれいな一日だ。

・バックドロップは八雲式  PNS
八雲一家だ。変化の自覚がおもしろいなー。

・おいでませ幻想郷  3
まさに、してやられたという気分。場の利用が実に見事です。

・山のあなたの空遠く  キロリ
東方は物語でなく設定で構成されているから、かもしれない。現実では叶うことのない、「今」が永遠に続くことが(一面としては)約束されている。だから逆に、抗うことのできない時間経過が映えるのかも。最も人間らしい魔理沙であればなおさらに。…とかね。

・太陽の畑にて鬼と月を望む  蕎麦犬
いい空気。

・向日葵畑で会いましょう  山葵沙月
妖怪で、そしてフラワーマスターという人(?)となりが全体から感じられるような、そんな話に思いました。コメの28であふれてるかなーと思って見返したけれど、そうでもないのね。

・いっそ食べてしまいたい  お腹が病気
キャーイクサーン。美味しそうだよね、天子のは。

・偶数の館  yuz
レミリアなのにれみりゃがみえる。ほのぼのにとろけそうだ。

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日記:Linux標準教科書を読んだ

 あとで新聞で目についたので、タダで教科書をネットに公開とはすげーなー、ちょっと勉強してみるかと落として、読んだ(ここから 『Linux標準教科書』開発プロジェクト。読んだというか、一通り目を通した、という程度かな)。

この「Linux標準教科書」は、多くの教育機関から、Linuxを「基礎」から学習するための教材や学習環境の整備に対するご要望があり、開発したものです。 ※)2007年8月に開催された「Linux/OSS教育フォーラム」に参加した、授業の現場で学生の指導教育に当たっている先生方からも「授業で使える実践的な教科書が欲しい」という意見が多く寄せられました。

 ……えー、こういうのが「授業で使える実践的な教科書」というものなの?もしもこれを授業なり講義なりとして1章から順番にやられたら、金払った参加者は別として、回を重ねるごとに人が半減していくと思うなぁ。完全にコマンド触ったことない人なら半減で、ちょっとでもコマンド触った人相手なら2回目か3回目には1/10以下だと思うなぁ。どのあたりが実践的なんだろ。教科書は退屈なものなんだってのを再確認。講義で使うとかなれば、いきなり9章、10章あたり話すのかな。

 でもなんか変だな。というかコンソールでの実行を前提としてるとか(tailのあたりとか)、エディタでvi(とvimも一応触れてるか)にしか触れないとか、なんか、うーん?「linux標準」となるとそこから話始まるのかー。でもそれ以前に環境構築については一言もないのね。CentOS導入してコンソール出るまでは教える側で準備するってことなのか。あれ、CentOSも普通にインストールしたらX入って勝手に立ち上がるんじゃ?

 と戸惑ってたら pdfの前書きに

■この教科書について
本書は、これからLinuxを使ったサーバー構築について学習する方を対象にした教科書です。
授業で使用することを想定していますが、自習教材としても使用できます。

とあった。どおりで。でもタイトルに書いといてよ。サブタイトルでもいいからさ。というか上のリンク先ページにも書かなきゃだめでしょ。

 今はlinux使ってみようかなって思う人=サーバ立てようかなって思う人じゃないでしょうに。HPC用途だけじゃないでしょうに。そりゃ、リーナスさんがlinuxをデスクトップ用途として見てないって記事も読んだが、Ubuntu搭載PCが売られるような世の中になったじゃないか。linux知らない人がどんなもんかなーってこのpdf読んだら、難しいんだなで終わるぜ。もしくはせいぜい2,30ページまでがんばって、寝る。

 それに今windows持ってる人がlinux使ってみようかなってなったら、vmware player落として、ubuntuのサイト行ってvmware用仮想マシン落として、準備それだけでlinuxに触れるじゃないか。コンソール目にすることなく、コマンド打つことなくデスクトップを構築できるじゃないか(サーバ用途じゃなければ、ほとんどのディストリで言えるけど)。

 linuxのメインターゲットとか、検定試験とかを見て「Linux標準教科書」と名づけたのだろうなーとか思ったけれどさ、ちょっと、時代にあってなくないか。リンク先には

本教材は、最新の技術動向に対応するため、随時アップデートを行っていきます。(現在のバージョンはVer1.0です。)

とかあるけれどさ、最新の技術動向に対応するため、の部分を消したほうがいいんじゃないかな。もしくはタイトルにサーバ構築どうこうとか入れて欲しいな。ver1.0だからともいえるけれどさ、でもバージョンあがっても現在のlinuxに対応できるまでになるのかどうか、期待を持てないな。(検定試験を受けたことないが、)試験対策の教科書ですといわれれば納得するけれど。

 と、くさってみた。これ書くのにどんだけ労力かかったと思ってんだとか、タダで公開なされてるものにどんだけケチつけてんだとか、前書きと目次をじっくり読まないからだ阿呆っていわれる記事ですね。けれどまあ、1.5時間ほど時間かけて付き合ってしまったので、書かずにはすっきりしなかったもので。

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日記:Debian入んなくてUbuntuでだばぁ回避

 おかしいな、一月くらい前の予定では九月には更新頻度とか扱う内容とか考えようとしていたはずなのに。まったく変わりない。まあ、いいか。

 Debianを入れようと思ったら「一般的なCD-ROMドライブは検出されませんでした」となってインストールできなかった。testing試したりなんだりでも無理だったのでubuntuを試してみたら問題なかった。……なんでubuntuでよくてベースとなってるdebianのほうでだめなんだ。

 まあ、Redhat系に乗り換えるよりはやりやすいだろうということで結局Ubuntuに。デスクトップとして使おうとしてるわけだしー、ライトユーザーだしー、こだわらなくていいんじゃねーのーと納得する。しかし、ローカライズされたi386版は環境つくるのものすごく楽だなぁ。パーティション切ったりといったことができないのが残念だったが(見落としたか?x86-64だと既存のパーティションの空きを使うとかも提案されたんだが、その選択がi386のインストール過程ではなかったような)。

 先のメモはその過程の、プリンタのところ。まったく個人的ではあるけれど、まあ、メモはぐぐってひっかかるところにおいておけば、来年あたり自分がここにくるかもしんないし。


 ところでまったく関係ないのだけれど、今日ぺヤングが128円、UFOが138円で売ってるのを見かけた。

 UFOを13個の価格はペヤング14個の価格になる。ということは、ペヤングは14回に1回のだばぁ率なわけだ。あの容器形状とお湯排出のシンプルさによって10円のコストダウンを実現したが、同時に14回に1回のだばぁ率になってしまうわけか。相手の想定通り14回に1回のだばぁ率を実現してしまった場合、ここでペヤングを選ぶかUFOを選ぶかの判断には価格による違いが存在しなくなる。

 だが、だばぁ率それ以下を実現できるお湯排出の腕を持っているならば、この価格差は維持される。つまり、明確にペヤングがお得ということになる。よしならばペヤングだ。

 熱っ!!!と感じたときに引き返して安全策に走ったので無事でした。

 あのプリンタにトレイ1とトレイ2が存在するなんて2年ほど知らなかったんだ。そんなことに1時間悩んで嫌になってたんだ。頭が膿んでたんだ。という話。

 アクセス解析にフォーチュンサモナーズあるなぁと思ったら、完成したんですね。そのうちに手をだします。

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memo: ubuntuで印刷

 ubuntu 8.04 (x86-64)で。設定もなにも「印刷」開いて聞かれるまま進んでいけばすむ話ではあるが、古いプリンタだからかそれじゃうまくいかなかったのでめもっておく。プリンタは Xerox Phaser 8500DNで、すでに生産されてないようだ(印刷設定のドライバ一覧になく、他のxeroxプリンタのドライバをてきとーに選んでもなんとかなってくれなかった。まあこれは当然か)。

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東方SS読んだ 天空のデリカテッセン (後)ほか

 ひと月ぶりくらいに、ひと月分をまとめて。ぷちのほうはまた後で。

真型・東方創想話作品集 59
・同じ事を思い浮かべた方は(以下略  ぺ天使B
ああ、そういうことか。最後に笑った。いや、ほんとに、最後に。

・人形たちの箱庭  MS***
マトリョーシカ。人形遣いとして人形を眺めるアリスが見えておもしろかったです。

・木洩れ日の秘密  MS***
めーさくというほどでもない咲夜さんと美鈴のゆったりとした時間がいいなー。

・夏去りて  大根大蛇
最初読んでたときは微妙なオリキャラだなぁ退屈だなぁって途中であとがきまでとばしたんですよ。それでついてるコメントみてようやく気づいた。気づいたら、緋想天とのこの結びつけはなかなかすごいなと読み直した。

・小夜行  鹿路
これはよい萃香話。過去の光景が、現在の祭りの空気とともにってのが、不思議といい感じにあいます。

・fidelity  salome
こういう紫を書けるってのがすごいなぁ。幻想郷の結界の扱い、それを越える越えないの解釈と描き方がすてき。

・早苗さん、愛してます  八重結界
熱さがたまらない。そして実に見事なハッピーエンド。

・大きくしたいの!  PNS
まあたぶんそうだろうなーとは思っていたけれど、そこまで大きくなるとは思わなんだ。

・比那の衣玖釣り  酢烏賊楓
なんと見事な交渉術。


真型・東方創想話作品集 58
・天空のデリカテッセン (後)   反魂
キャーイクサーン。ものすごく落ち着いて丁寧な文章で、しかし展開されたのはギャグ。いつシリアスに転がってもおかしくない文章で笑いに、または冷静な観察での突飛な行動に至られては、噴出さざるを得ない。けれどもこの文章ゆえに衣玖さんが天子にみる孤独や落ち着く先のイクテンが強烈であっていいもの読みました。

・白河印地  司馬漬け
状況がわかると一転なかなかおもしろいなと思いました。にとりと子供のお互いの付き合いかたが痛ましいような微笑ましいような。

・初キスって、いいものですよね?  白
コメントがwww

・まっどてぃーぱーてぃー  電気羊
ぎゃあ。まあ、なにかひっくり返るオチだろうなとは思っていましたとも。アリスがホスト役ってかなり珍しい設定だったし。けれどこれは。ぎゃあ。

・たまにはゆっくりすべきである。  幻想と空想の混ぜ人
もしかして欲しいかもしれないと思ってしまう。

・珍しい来訪者  大崎屋平蔵
バカルテットの一員でないルーミアだ。脳天気さを示しながら妖怪としての面が残って、なおかつ和むのがいいな。

・その数式は医者でも愛せない  八重結界
なるほど、そういうことか。この数式はすごい。

・ドリンキングフォックス  yuz
ひどいひどいw またスッパかと思ったらそれですんでないw

・もこ記  月境沙月
流石のえーりん、狂人の面目躍如と思いきや、日記を忘却および生死と結びつけていい話にもってくのがなかなか。けっこう露骨ではあるけれど、時間と結びつくものは好きなのです。

・早苗の日記帳  S.D.
ボクっ娘だっただと!?と初めの一文にひきつけられ最後までとまらず。ありそうなちょっと笑える日記と反応で、ついでにいい話っぽくもあるのがおもしろかった。

・公平が終わる日  みつば
大変だ大変だにやけてしにそうだ。アリレイの復権を期待しつつもこういう立場のアリスもまたありなんだぜ。レイマリの破壊力に死んだ。ガチですね。
またところどころのセンスがすばらしいと思う。2次としてつくられた各キャラクターの特徴の捉え方とその利用がものすごく巧み。
>喉が痛いと言っているのにも拘わらず体温計を肛門に突き刺そうとする永琳のそれに近いモノを感じた。
すごいです、このセンス。

・博麗霊夢兎巫女モード  詩所
おかしいな、なにかシリアスな文章に見える。

・take out,hand out -Stardust Serenade-  St.arrow
咲夜さんの立ち位置、悩みがおもしろい。人間としての扱いがいいな。静かに落ち着いた展開もまた好み。パチュリーと小悪魔の接し方や、文の関わりもまた人と妖怪を感じさせる。妖怪と人の対比と、各キャラの扱いがなかなかに見事でした。

・THE BOOK  リペヤー
ああ、ジュマンジ。全体に描写が手馴れてるというか、状況がよく見える文章でした。オリキャラとオチはおいといて、魔女3人はけっこうイメージ通りな言動で違和感なく楽しめました。

・シアーキャットアタック  yuz
ぬっこぬこ。淡々としたマリアリで甘いわけではないなと思いきや、ネコ魔理沙とアリス、ネコ魔理沙後の魔理沙の態度がほの甘くていいなー。

・二人の巫女  renifiru
レイサナ。立場の違いというか、巫女の自覚で二人をうまくつなげたなと。早苗さんがなにか初々しくて攻撃力高いです。

・妹紅「慧音は変態だけど紳士だよ!」  niojio
へんたいけーねだー。

・アリスドール  ulea
理由の説明でなく、起こってしまった状況下での次第が描かれる。いつのまにか状況への「なぜ」がなくなって、受け入れて没入していく。どうも、この人のは悲劇に偏ってるなぁと思うも逃げることができず。

・現創の九  俄雨
メメタァ、、。おもしろい。創想話という場所がまさにこれ、とも言えますよね。また、これ自体が夢であるとか、紫が移り変わるとか考えるとそれもまたおもしろい。

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ICO-霧の城- (小説)

 ICO-霧の城-
 著:宮部みゆき  講談社ノベルス

 原作はやってないですよ。

 おもしろかった。分量に少々読み疲れもしたけれど。ところどころ、ゲームのプレイヤーとしての行動や視点が思い浮かぶような場面があったりで、ゲームのノベライズということをときどき思い出したりした。また、物語の逆転がよい。城主の女王が絶対の悪者と思いきや、または敵であり障害であったものが、とかね。何も知らず接していたときと、情報を与えられた後にまた見るときと、逆転し新たな視点で与えられる展開がおもしろい。

 城としきたりの設定のえぐさがまたよいね。神や魔神なんて持ち出しつつも、人によって作られ維持されている、何よりも残酷であるのは人であると示される。

 全体の設定も物語もすべて了解して最後に整理してみればかなりオーソドックス。けれど読んでる最中は次第に明かされていく設定とイコの対応、厚みのある過去が気になって先が気になってと読み進んだ。ものすごく膨らませたものだなって、原作やってなくても思う。

 過去はともかく、いや過去の城であっても、文章から思い浮かぶ場面は静かなことが多い。人のざわめきがほとんど存在しない。そして景色や建物、周囲の描写が丁寧。たぶん、そういう絵としての魅力が強いゲームなんだろうなー。

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マルタ・サギーは探偵ですか?7

 マルタ・サギーは探偵ですか?7 マイラブ
 著:野梨原花南 絵:すみ兵  富士見ミステリ

 終わらせたくないなぁと読み出すのまでに少々渋った。最終巻。

 web kadokawaにあった内容紹介となんか違うくね?と思い始めたところで発動なマルタはばかだなぁに焦る。いやいや、ここまできてそれはないよ。中身が大人になったマルタに、そんな行動は望んじゃいない。

 バーチが動揺してるのを見るのは楽しいなー。いい話にまとめすぎな、デアスミスのあたりをぬるくしすぎな感はあるけれど、でもまあいいや。マルタにはこれくらいのぬるさがちょうどいい。ばかだなぁって和むマルタが、行動力ついた立派なやつになったじゃないか。最後またうじったけれど、派手にひっくり返してらぶいからもうかまわない。

 長編1巻2巻のころに短編はおもしろいんだがなーとおまけ扱いしていた長編を、いつのまに楽しみに待つようになっていたのやら。ほんとう、おもしろくて、楽しかったぜ。

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赤朽葉家の伝説

 赤朽葉家の伝説
 著:桜庭一樹  東京創元社

 作者はなんでこれ書いたんだろうなぁと思った。普段そんなことは思わないのだが、これにはなんか思ってしまった。

 この本にどう付き合えばよいのかわからなかった。これはなんだろう、ギャグなのか?日本の戦後から今を描いたシリアスよりな本なのか、それともミステリか。

 ミステリ風な展開に突入する直前において、この小説への評価は一気に天井を突き破ったが、その後の微妙なミステリ展開で落ちついた。

 なぜ評価が天井を突き破ったのかといえば、語り手たる瞳子にいたって何もなくなった、凡庸でありかつ何もない女になったことが、現代のほぼ同年代として、その状況に大いに共感したからだ。現代に至るまでの劇画的な、これはギャグなのかって展開と描き方と、現代の、自身にも将来にもなにもなく何もみることができないという対比に感じ入ったのだ。前半をどうとらえればいいのだろうという疑問に答えがでたからだ。

 「今」から「かつて」の日本の成長期を見る目は、少なくとも自分は確かに、なにかドラマを見るような、漫画を見ているかのような感覚を覚えさせる。そんなイベント盛りだくさんにたいして、「今」は何もない。だから前半でのこれはギャグかと思うほどの展開に対する戸惑いが解消されて、同時に、漫画のような歴史から何もない現代への移り変わりとともに家もまたなくなる同時性がおもしろいと思ったのだ。

 んが。誰を殺したかの話が絡んでいくのはよくわかんねーなーとテンションだださがり。どう捉えればよいのだろうとまた振り出しにもどる。いや、振り出しというほどに戻されたわけじゃないのだが、結末としては時代の終わりと今をまた強く感じたのだが、なぜにこんな展開にと落ち着かない。

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仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

 仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法
 著:内田和成  東洋経済新報社

P.15

要するに、あらゆる情報を網羅的に調べてから答えを出していくには、時間的にも資源的にも無理があるということである。

 わかりやすい。読みやすいなぁ。

 すべての情報を網羅して意思決定できれば最善だけれど、そんな時間がないから短い時間でベターな意思決定にたどり着ける方法を身につけよう。というかまあ、情報網羅してしまうとむしろ決定できなくなるけれどね、というところか。

 まず仮説をたて、結論と提言までの道筋を情報がほぼない段階でつくる。仮説を軸に情報を集めていく。そのほうが早い。仮説が間違っていたと気づくにしても、こちらが早いのだ、という。

 目的を意識して行動するということも、仮説を立てて行動することの言い換えだよなぁと思うと納得しやすくなった。また、多くの人は大なり小なり仮説を立てての行動は実行してるのではなかろうか。けれど意識的に行動してるとなると、数が減る、かな。

 まったく真新しいことではなくて、自分自身の行動のどこかにこのやり方は入っていた。けれど、無意識に整理されていない「たぶんこのやり方がよい」であり、意識しての行動にはなっていない。明確に言葉にされて説得されて、次はこの仮説思考という「仮説」が自身にとって有用であるかどうか、実証したいところ。

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Google Chrome

 センスは好きだぜ。見た目がとある友人のよくカスタマイズされたfirefoxに似てるし、表示部が広いのもいいな。ついでにシークレットウィンドウ開いたら笑ってしまった。スピードダイヤル(っぽいの)ぱくってるのも、便利だから好感がもてる。Operaの先見の証明みたいなもんでもあるしな。

 けれど神経質な人間としては、Operaでできるような設定の細かな(リファラとか、GIFの許可とか)ところに手をだせなさようなのが気になる。あと、マウスジェスチャはないのかな。

 いや、今のご時世そんな細かな設定なんてしないで全部許可でブラウズする人が圧倒的だってのはわかるんだけれど。そんなところ触るようなのはマイノリティってのはわかるけれど。でも気になるのだ。

 BETAだし、しばらく観察。純正ならGoogleのサービスのレスポンスが一番よいことを期待してよいだろうし。今はgoogle Document用にfirefox3使ってるけれど、その役割を担えるくらいにはなってくれるかな?

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その数学が戦略を決める

 その数学が戦略を決める
 著:イアン・エアーズ 訳:山形浩生  文藝春秋

P.132

「主要な特徴をグーグルに入れたら、すぐに出てきましたよ」

 「絶対計算」なんてバズワードを持ち出すあたりに、あちらの人のプレゼン能力の高さを感じますが、つまりは統計分析とデータの蓄積をもっと信頼しましょうって話。

 いわゆる専門家の判断よりも、十分な量のデータを統計学使って処理したもののほうが信頼性は高い、という事例集および啓蒙書か(もちろんデータを取れないような分野には使えないと断りを小さく入れる)。また、統計の威力に直面した人間(特に専門家)がどのような態度をとるかの事例集でもある。

 統計の強さに異存はない。なんて態度をとってしまうとけっこうつまらない本になってしまう。思ったよりもずっと強力だなと実感できるのはよいのだが。

 ただ、すべてが統計分析にとって変わられるような言い方は挑戦的だなと。仮説や要素選択だけでなく、データの蓄積こそが統計分析が受け入れられた社会での人の重要な役割だと思うがなー。統計を有用ならしめているデータの蓄積に関してもっと視点をおいて欲しいなーとか思いつつ読んでいた。統計はデータがあるから有用で、データをとる人だけでなくサンプルとなる人であっても(むしろこちらが)統計の社会には重要なんだって援護してもいいのに、あえて人を突き放すのかなと。(原書を忠実に訳しているとすれば、)ところどころにある人を馬鹿にした幼児に話すような語りから見るに、あえて挑戦的な、挑発的な本にしてるのかもしれない。それだけ統計の強さが今なお受け入れられてない、ということなのだろうか。

 自身の専門でない領域に関しては統計は容易に受け入れられるものだとある。著者の専門家の抵抗の解釈に頷きつつも、一般大衆にとっても、個性がなくなることへの抵抗で統計への抵抗がでないかなとも思った。たとえば自分自身の本の趣味嗜好に対して、あなたとまったく同じ好みの人はこれくらいの確率です(、つまりはこれくらいの大人数あなたの同類がいます。なのであなたの個性なんてものは幻想です。固有の感性なんてありません。大人数のなかの一人でしかありません)。そんなあなたにはこの本がおすすめです(あなたの同類は何%の確率でこの本を買ってます。統計分析の精度向上のため、1サンプルとして反応の協力とできれば売り上げの協力をお願いします)。なんて()の中身を素直に述べられたら、()の中身が裏にあるんだなって理解したら、大多数のなかの一人でしかない、サンプルの一つでしかないと了承する社会になったら、、まあ気にしなくなるだろうけれど。現在の中途半端な状況ならむしろ愉快に思って積極的にサンプルになりたがるかな?(amazon開いたら「この商品を見た後に買っているのは?」としてすでにパーセンテージが表示されてた。相手にサンプルと感じさせず、有用な結果だけを見せる。見習いたい。)

 集団としての人を再認識するのによかった、というところかな。人は人自身の行動データを蓄積する時代から活用する時代に入った、かな。

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比較文化論の試み

 比較文化論の試み
 著:山本七平  講談社学術文庫

P.19

 「なぜ、そういう考え方をするのですか」と問いますと、「そうなのだから、そう考えるだけだ」という返事しか返ってこないのです。
 としますと、その人にとって、この考え方は、世界のどこででも、またいつの時代にも、絶対に反対される気づかいのない「普遍的な真理」になってしまいます。
 こうなりますと、それを、そういう文化的伝統のない社会の人が見ますと、「ひとりよがりで同情心がない」ことになります。

P.22
 私自身覚えがあることですが、フィリピン人が言うには、日本人というのはアジアの解放とかなんとか言ってやってきたが、だれ一人「あなたたちのために私たちにできることがありますか」と聞いた人間はいないというんです。他人のために何かしてやってるつもりなんですけれど、そのような聞き方をしない。

 自分自身の常識がどこから生まれたのか認識しましょう、常識は常識とすますなら日本人同士でならまだなんとかなっても世界じゃ鼻つまみもんですよって本。そんな風に認識した。200年ほど昔の日本人だけで物事がすんでいたときならばそれでよいが、日本人だけで完結しなくなった状況下では、感じ方の違いがどのような理由で生じたか(特に自分自身がなぜそのように感じるか)を認識していなければ、世界とまったく分かり合えない。

 本文のはじめ10ページほどを読むだけでも世間への認識が多少変わる。世界ではなく、世間の広さでも十分に実感できる。確かにこれは日本人だと納得でき、そして確かに問題点だとひとつ認識を得ることができる。最後のほうになってくるとなに言ってんだかよくわかんなくなってくるけれど、途中までなら言いたいことはわかりやすい。後半にセム族文化を持ち出してくるが、世界と日本人ではなく、日本人同士の間にもこの本の内容は成り立つようになったんじゃないかと思える。

 また、セム族はなんでも一に還元しないと気がすまない、という言葉から思うに、むしろなんでも白と黒に分けやがるってのは日本人がそうとしか見れないからなのかもねと反省。善悪二元論として、向こうの人は何でもかんでも二つに分けたがるとよくよく言うものだが、日本人のいう2つにわけると、あちらの2つにわけるは意味が違うのか。

 一人の人のなかの善悪二つという見方と、一人の人が善と悪のどちらであるかという見方。あちらは対立する二つが一個人のなかで常に混ざっているという見方のために、そのため常に善と悪の二つを持ち出して物事を見る。それに対して日本人はその人が善か悪かと一個人を一色に染めてみてしまう。ものごとは白と黒じゃない、混ざった灰色だと主張しながら、実は一番ものごとを二つだけにわける傾向がある、のかも。

 自分自身、および日本人を眺めるになかなかおもしろい本だった。

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