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「困った人たち」とのつきあい方

 「困った人たち」とのつきあい方
 著:ロバート・M. ブラムソン 訳: 鈴木重吉, 峠敏之  河出書房新社

 まあなんでこういう本に手を出したかといえばそれだけ切実であったわけです。結果としては読んだ甲斐なく一度ぱっきりと心が折れはしましたが、それはまた別として感想を。(数ヶ月前に読んだものを記憶だけで感想書いてます。)

 この本では実例を挙げ「困った人」の典型的な型を書いています。および、その対処法と対処法により改善した例を挙げていく。当然、人間の性格はそこまで単純でないので完全に一つの型にはまっているわけでもない。なので終盤には、実際にはこれらの型が複数入り混じっているとして、どの型がどれだけ強く表れているかの分析のやり方を示される。

 この本の最大の効用はすぐに応用できるということではない。世の中にはそういう人がいるのだと認識できること。対人関係で困った時には、一般にまず自分自身がだめなのだと自省するものでしょう。相手が人間としてだめなやつだと思っても、自分がなんとか対応すれば、自分が変わればと、ひたすらに自分が自分がとがんばってしまう。この本の型がそのままに当てはまらなくても、周囲の人間関係に即使わなくとも、困った人が実際にいるのだと認識するだけでずいぶんと心理的な負担が減ります。

 この本を読む効用は対人関係で最悪な気分になったときに多少なりとも人を冷静に見れるようになる、分類することができるようになるということです。それにはよい面だけでなく、悪い面もありますけどね。加えて、結局つぶれたりもしますけどね。とはいえ、人を見る視点が増えたことに有用さはある、と思っています。

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