« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009年2月の10件の投稿

封仙娘娘追宝録11 天を決する大団円(下)

 封仙娘娘追宝録11 天を決する大団円(下)
 著:ろくごまるに  絵:ひさいちよしき  富士見ファンタジア文庫

 そうきたか。わかった。そうきたか!
 つながってしまった。説明をつけられてしまった。やられた!!

 ちょっと間が開いてしまったから前の巻読み直してからと思ったが、実物前にしてそんな悠長なこといえるほど余裕はなかったよ。数日が限度だった。手に取るとどうしても読み出したくなるからここ数日は手に触れないように、視界に入らないようにとがんばっていたものだ。誇張だけれど。

 理由付けが素敵すぎる。勝敗のつけ方、決着のつけ方、その後の次第、すべて説明つけられる。なんかよくわかんないけれど主に感情的な理由で一時的なぱわーあっぷしてなんとかなりました的な決着が恋しくなる。一貫した理由の連鎖する世界に取り込まれる。

 語りたいこと、賞賛したいこと、シリーズ全部一気に読み直して確認して追加したいこと、大量にある。だがもはや、言葉を重ねるほど感情がさめてしまう。このシリーズの終わりで懸念が一つ消えた。あとがき読み終わっての、満足感と喪失感に泣きそうだ。

 泣きながらに一つの時代とろくごに感謝を。
 ありがとう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

祝 自機昇格

 早苗さんキター
記念すべき東方Project第12弾 東方星蓮船

 ぱっと見、今回の霊夢の立ち絵はかなり”あり”に見えるがさてはて。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東方SS読んだ 花に興じる。ほか

 去年の10月分まで追いついた。……追いついたという表現は適切なのか?

真型・東方創想話作品集 61
・おまめさん (掌編)  反魂
これはまた腹がなる話と思いきや、一転、見立てであったかと妖夢への視線にふうむと読む目がとまる。けれど豆大福、意外にいけます。

・いつだって最強  イムス
チルノはこどもの役なんだよなー。しかしそれゆえに最強。周囲の意図はさておき、この最強の解釈は十分にありと思うのです。

・花に興じる。  大腿肉類
ドMとドSが出くわして、というギャグものかという予想がよい意味で裏切られた。天子と幽香の性格がよい意味で落ち着いて、しかし天子の傲慢と虚勢、幽香の花を操る妖怪としての立ち振る舞いが強調される。ギャグではなく扱われるこの二人の邂逅として、二人以外の各キャラクターの性格と行動の扱いとしても、これはよいものだと思うのです。

・愚者から愚者への贈り物  監督
まさに愚者。けれど、そういうものだろうと思えてしまう。何もいえなくなる。

・夜のピクニックと星屑と  Toshi
いつもの日々のある一瞬が切り抜かれた。2次創作にどっぷりでアリマリとしての形が頭のなかにあるからか、やけにしっくりとありえる光景として思い描かれた。

・ステキな巫女のステキな能力  ぼにょ
霊夢視点でのさとり、およびさとりから詫びと感謝を受けて微妙にはずかしがる霊夢がほほえましい。

・油揚げ畑でつかまえて  yuz
それはわからなかった。やけにかわいい藍さまだと思ったら。

・椛と香辛料  幻想と空想の混ぜ人
大往生。ネタの仕込みが楽しいね。カレーが食べたくなってくる。

・PLASTIC RING  KIYU
こういうの好きです。時間による変化と、変化を受け入れる人と。かつてと同じ輝きはないけれど、それでもかつて輝いて見えたことははっきりと心に残っている。自分にとってのそれは何だろうかと、懐かしさとちょっとした悲しさが思い浮かぶ。余分なことが少なくすっきりとして短いのも好み。

・魔女のケーキの半分は  MS***
いつもの光景ってこんなかなと思える紅魔館でした。

・貝殻遊び  MS***
不思議な雰囲気。よく、アリスの外見を人形のようなと形容しているものがありますが、これは話によってその形容を感じさせるかのよう。

・冬の曖昧  いこの
何か雰囲気がぼんやりと、曖昧。けれどそれがゆったりとした日常を感じさせる。

・七色☆恋色乙女  愁
乙女分増量のマリアリですね。寿命ネタに絡めた理由の部分はそれほど真新しくも取り立てておもしろくもなく。ただ、甘い。まっすぐに百合ってきたーっと。

・冬の縁側  いこの
のんびり。お燐と霊夢の話って意外に数があるような?ねこをなでなでごろごろだらだらゆったりな空気がいいな。

・怪談VSトラウマ  八重結界
怖い怖い怖い。トラウマを描かれると自分自身のトラウマも刺激されてどうにも暴れたくなる。

・新興宗教女の子は特別教  人比良
アリマリというには苛烈か。幻惑されるかのような情景が行き過ぎた想いの強烈さに塗りつぶされる場面の転換にうめく。

・ピンクで丸っぽくてヒモがついてて、すいっち入れると震える物  久我&金井
は、釣りタイトルめ。と思ったら直球だった。知らないのならそうだよなと思うと同時に、そもそも釣りタイトルだと思えてしまった自分は汚れてしまったのかなと微妙な。

・リベンジ?  お腹が病気
ゆかれいむ。ささいな行動によって内情が表にでるっていい感じ。

・レミリア・スカーレットはカボチャからうまれた?  音無
そりゃぁもう、シモネタなギャグだなと決めつめて開きましたとも。このタイトルはうまい。まさに生まれたといえる内容で、レミリアの能力やフランへの思いの解釈がとてもおもしろい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

平衡状態

 つまり、人間が絶滅すれば万事解決であるから、地球環境のために人間は死滅するべきだというわけですね。

 環境学の本にちょこっと手をだしていたのですが、主張が読んでられなくて投げ出した。いや、人間が死滅すればよいという意見には賛成だ。地球環境のためにはそれが一番だろう。しかしながら、人にとっての環境学とは所詮は人間が生存する上での環境について論じることだ。平衡状態および理想状態を人間が存在しない状態として物事を論じているようでは読むに値しない。欲しいのは、人間がいてそれでなお成り立つ平衡状態であり、環境との対応だ。人間を食わず排泄せず行動せず、ただそこにあるのみの「死んだ」モノとして扱うならそれでもありなのだろうが。

 科学技術の発展の方向が誤りであるとかクジラがどうとか、人間が存在しない状態での平衡状態を目指すべき理想状態として論じられてもなぁ。そういう状態について論じた本を人間向けに書くという行為に矛盾を感じないのかな。

 科学技術礼賛よりの人間だからというのもあろうが、どうもやってらんねーという本にあってしまったので愚痴。というかこれから自然エネルギー活用したより自然と調和した社会を作る、というためにはよりいっそうの科学技術の発達が必要であるという皮肉な状況に既に陥ってると思うのだが。自転車操業という言葉があるが、人間は既にその領域に踏み込んじゃってる、というのが現状だと思うのだけど。

 ニコニコ動画依存症から脱却しなければとタイトルで適当に本をつまんだらこれだよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ねこ耳少女の量子論~萌える最新物理学~

 ねこ耳少女の量子論~萌える最新物理学~
 著:竹内薫、藤井かおり 漫画:松野時緒 イラスト:松野時緒

 たまにはネタものに。500円だったしね。

 しかし残念ながら(当然ながらというほうが適当だろうけれど)、漫画というのもあるけれど、「萌える」とかタイトルについて表紙にイラストついてしかしながら中身がすごいしっかりとしたモノ、というわけではない。

 素粒子方向の量子力学の教科書の「はじめに」、または「第一章」や「序章」において書かれる全体の概括あるいは導入部をさらに解きほぐした、という感じかな。これで量子力学復習しようかなんて用途には役立たないが、日本人ノーベル物理学賞とったのかすげーところで素粒子ってなに量子力学なに?という人への導入としてはけっこういけます。

 量子力学においては数式以前に古典力学とのイメージの違いでまずひっかかることが多いので、「なんとなく」古典とは違うということを把握するのにもよい。その意味で、量子力学(または量子化学)の講義がこれから始まるって学部1,2年生がさらっとネタに読むのも悪くないかもしれない。まあ、理物の素粒子系以外の学生は量子力学はやっても素粒子や相対論まではやらない気もするけれど。量子力学やってるところは物理系に限らずやまほどあるけれど、素粒子やってるところはけっこう限られる。

 さて、今回量子論を描く媒体とした漫画の部分についてはなにか意外に萌えた。が、猫耳って要素いらないような。読者は最初から猫耳キャラだってのを知っているわけだが、猫耳ありで描かれるコマ自体がまずかなり少ない。主人公の少年の前で猫耳さらすのも少ないってか、最後のほうでちょこっと。ねこ耳という記号を持ち出してはいるけれど、「萌え」に対してその記号を有効利用してるとは言いがたい。絵と量子論と関係ない漫画の構成による萌えであってねこ耳はほとんど関与していない気がするなー。とはいえ漫画としてだけ読んでも意外にいけたのはびっくりだ。

 竹内薫さんはアメリカでは盛んな(日本でももうちょっとは増えるべきな)啓蒙的科学書をよく書く人という印象を持っているのだが、その啓蒙を日本的に適応した形といえるかもしれない。漫画だったり萌えるとタイトルについてたりするけれど、導入としてはなかなかどうしてしっかりしていると思う。まあ、参考文献は啓蒙的なものに偏ってるから、大学生でこれから勉強したいという人は参考文献がさらに参考としてるものを見ないとだめな気もするけれど。物理(素粒子)がおもしろいという思いを深める意味ではよい参考文献と思う。この本の目的はおもしろさを伝えることだろうし。

 これで量子力学をガチに復習してみるか、なんて完全ネタ本扱いする気で買ったわけなんだけれど、意外によかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

祝福のカンパネラ (ういんどみるOasis) 感想

 祝福のカンパネラ  (ういんどみるOasis)

 萌えた。

 だけで感想終わっていい気もするけれど、もう少し書く。ネタバレの配慮は特になし。オート多用で18時間くらいやったかもしんない。システム快適でいいわー。

 なお、メインヒロインの攻略は名前入ってる選択肢を選び続ければそれでよし。ニナ、トルティア姉妹はExとして表れるので、ストーリー上でいくら選んでもルートはない。ニナさんは2周目以降にクエストで新規にニナさんからの依頼があるのでそれを選ぶ。トルティア姉妹はメインヒロイン全員か、たぶんカリーナあたりをクリアでExルートとして最初の画面で選択できるようになる、と思う。

 では基本べた褒めで感想。

続きを読む "祝福のカンパネラ (ういんどみるOasis) 感想"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

季刊 GELATIN 2009 はる

 季刊GELATIN(ゼラチン)2009はる

 まあ、画集ですね。漫画として読めるものもないではないけれど、物語よりも絵と空気で伝える系でもあり、画集として眺めるのが正解に思う。白黒部は漫画色がけっこう強く、森山大輔のあの短さで伝わるブラックな物語には感嘆したけれど、全体にはやはり画集。

 John HathwayのMagic Super Marketはニコニコ動画で見たことあったような、同人としてもでてたような気がするのだけれど探し出せず。見た気がするんだけどなー。toi8に放電映像はショートショートとしてありかなと。KEIは完全に絵としてありだなと。

 そんな感じに絵がいいねという画集な感じ。けれど萌えエロ系列ではありません。たかみち表紙に釣られたLOとは違って中身も表紙みたいな感じだった的な。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東方儚月抄 ~ Cage in Lunatic Runagate. 第七話

東方儚月抄 ~ Cage in Lunatic Runagate. 第七話 『半身半義』

 漫画版では妹つえーになってましたが、さてではこちらでは綿月姉妹の姉が来るのか?冥界組までなんだかんだで月に行っててなにやらにぎやかになりそうなよくわからんような。

 しかし幽々子の大物臭は大したもの。「恥を感じない質問は、必ずしも答えを得られるとは限らないのです。」いやまったく。どこまで把握して、どこまでの役割を担うつもりなのだろうか。一方妖夢の半人前臭はさらに強まってしまう。「みょん」が「およ?」になってしまうは他者の思惑に振り回されてしまうは。

 さてもまあ毎度のように、物語としてよりもキャラクターと設定がより見えるという点でおもしろい。
 ところで魔理沙のフィギュア化計画、東方キャラのどれくらいまで広がるだろうか。キャーイクサーンができれば最高なのだけれど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東方儚月抄 〜 Silent Sinner in Blue. 中

 東方儚月抄 〜 Silent Sinner in Blue.
 漫画:秋★枝  原作:ZUN  一迅社

 なんか、絵柄がまるいというか、キャラがかわいらしい。レミリアとパチュリーが咲夜さんに比して身長小さいのがなおさらそれを助長するのか?というか、レミリアと咲夜さんの関係が幼稚園児と保母さんに見えてしょうがないというか。レミリアの気遣いがまたなんか和むー。

 紅魔館でのパーティーの部分、どのキャラがいて、どのキャラと会話しているのか、一人なのかと観察してました。おう、この組み合わせはとか、このキャラもいるのかとか、想像(妄想)が膨らむ。神主が原作に回った漫画でも設定を眺めるという点でおもしろいな。

 やはり、ZUNの書く物語は設定を見せるところに魅力があると感じる。物語本体はそれほどではないと自分は感じる。しかし、設定そのものの、特に、設定の表への出し方がおもしろい。キャラクターや幻想郷がどういう場所であるかと想像が膨らむのがおもしろい。まあ、2次にどっぷりとつかりすぎているというか、2次を前提としている部分が大きいのだろうけれど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

つけ

 ようやく開放されたーとだらけまくった結果後処理が滞ってまた余裕がなくなってきたよ、という今日この頃です。祝福のカンパネラはとりあえず2人クリア(12時間くらい)。個別が意外にボリュームあるなぁ。システムが快適。ルート分岐がまだよくわからない。

 長らく小説読んでなくて感想も書いてなかったので、小説になかなか手がでず、読み終わってもいまいち感想が思い浮かばず。SSおよび小説の感想はもう少し後回し。

追記:
 カンパネラをクリア。1枚だけCGに抜けがあって99%だけれど、まあよし。最後にプレイしたトルティア姉妹に、というかリトスに最後すべてかっさらわれた。やばい。リトスやばい。まとまった感想はそのうち。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »