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祝福のカンパネラ (ういんどみるOasis) 感想

 祝福のカンパネラ  (ういんどみるOasis)

 萌えた。

 だけで感想終わっていい気もするけれど、もう少し書く。ネタバレの配慮は特になし。オート多用で18時間くらいやったかもしんない。システム快適でいいわー。

 なお、メインヒロインの攻略は名前入ってる選択肢を選び続ければそれでよし。ニナ、トルティア姉妹はExとして表れるので、ストーリー上でいくら選んでもルートはない。ニナさんは2周目以降にクエストで新規にニナさんからの依頼があるのでそれを選ぶ。トルティア姉妹はメインヒロイン全員か、たぶんカリーナあたりをクリアでExルートとして最初の画面で選択できるようになる、と思う。

 では基本べた褒めで感想。

 ストーリーもがんばってはいるが、、まあ萌えたからいいや、というところ。個別が共通部と同じかそれ以上に長く、いちゃいちゃとしてんのが十分に長くていい。ルートごとにエンドが違うので違うルートでも飽きない。物語の出来としては、まあ、えー、がんばってるけれど。
 とまれ、萌える。これに関してはレベルがめちゃ高い。カンパネラをクリアしたあとに他のエロゲの体験版何個かやったけれど、萌えゲに対してはかなり要求レベルが上がってしまっていた。ちょっと間空けないと同系統の萌えエロゲは楽しめないだろうな。

 トルティア姉妹のExはもう3,4回は繰り返したと思う。アホの子サルサの純情にいい子なのも無視はできないが、メインヒロインシナリオを吹き飛ばすのはリトスの破壊力。ニナさんもメインヒロインも全部終わって最後にトルティア姉妹ルートをやったのが悪かった。すべてリトスに持っていかれてしまった。後述の理由によりサブヒロインにとどまる理由もわかるけれど。

 以下クリア順に個別の感想

 アニエス編:
 あまく見ていた。正直なところ、絵だけゲー上等!ってものだったが、いや予想外によかった。クレイドルソングを絵も話も数倍に進化したって感じ。脅威の4連続「ここはまかせろ。お前たちは先に行け!」が楽しすぎる。というのを抜きにしても、なによりもカリーナとの関係をきっちり消化したことがすばらしい。正面から向き合って人物間の関係の変化を描いたのがすばらしい。最後のべったべたな展開はべたすぎるゆえに微妙に感動してしまって何か悔しい。

 チェルシー編:
 天然無防備系お姉さんキャラキタコレ。という具合に楽しいのだけれど、このルートは戦闘場面の扱いの悪い面が出てしまったように思う。立ち絵で戦闘シーン書かれるのに比べるとより動きを見れるということで演出として新鮮ではあるのだけれど、あまり長く、連続で戦闘があるとだれた。最後にちょっと長くてだれてしまったかな。共通でのクエストとしては敵役すら全体の空気をゆるいほうに強化して楽しかったのだけれど。
 というか、ニックに気を使ったらハトに食われて全滅って、このニックの扱いはどうなのよ(笑)
 
 ミネット編:
 ……パパって言葉は破壊力あるなぁ。声もあってこのロリキャラは大変に破壊力が。破壊力のみならず手を出す罪悪感のようなものを感じるというか。ちょっと主人公、手を出す前にもうちょっと考えろ。手をだしたあと、それを知ったミリアムがミネットと主人公を前にすごいはずかしがる(照れる)のですね。これがまたなぜかプレイヤーとして照れてしまって悶絶。
 それがあってかなくてか、Hシーンないほうがもしかしてちょっと感動したかもしれない。ストーリーでいっちゃえばご都合だしなー。アヴリルかわいいよアヴリル。にゃー。
 しかし、そうだったのか。ヒロインはミネットだったのか。

 カリーナ編:
 このバカップルめ。終了。
 ただ、今の状態を崩したくない、関係、距離を崩したくないという思いを扱っているのがおもしろかった。長いこと続いた今の関係が心地よすぎて変えることが怖いというカリーナ、恋人と関係が変化してもお互いどう変化すればよいのか戸惑う二人がなかなか。
 ストーリー?ぶっとんだ設定?ああ、いちゃいちゃしてんの見せ付けるおまけな。まあ、世界が平和でいいことじゃないっすか。

 Ex. ニナ編:
 切なすぎる。変わることをよしとしないがために、今を大切にするがゆえの行動であるとわかるゆえに悲しく、切ない。

 Ex. トルティア姉妹編:
 リトスの破壊力は異常。サブヒロインであるゆえに大きな物語とする必要がなく、日常とそれに加わるちょっとした変化という、ういんどみるシナリオが最大に破壊力発揮するシチュエーションで構成されたからというのもあろうけれど、やばい、メインヒロインのシナリオが頭から消し飛んだ。姉をからかっていただけじゃなかったと明らかになってちょっとデレてきたら、だめだ、それだけでもう耐えられなかった。からかいつつ自分も照れてるとか、うわ。
 ただ、他の、特にカリーナと比べると顕著に、いまのままでよいという意識が強く描かれる(いや、選択肢の問題と言えばそうかもしれないが)。ニナさんと同様に変化に対して臆病である点は、確かにサブヒロインなのだなと思えてしまい、本編における2人はいつか終わる心地よい今に満足し、崩さないようにしているのだなと思うとなにか切なくなる。
 というか双子姉妹って設定好きだよね、どみる。


 全体:
 個別が甘すぎて死ぬ。和やかというか、例え戦闘であっても基本黒くなく、特に共通はひたすらに和むのがいい。ゆったりとしてほほえましい。ストーリーはどう贔屓しても秀逸とはいえないけれど、萌えるかどうかは贔屓差し引いても大量におまけがつく。声はあうし、キャラクター、およびキャラ同士の設定使った日常が自然に出てくるあたりはすごいものだ。

 最後にいくつか設定やストーリーの不満。
 物語が大事になるにしたがって陳腐になっていったと思う。しらけていったともいえる。それまでに描かれた世界や設定、日常に比べて、最終盤の物語が急激に分不相応に大事になったように感じた。
 日常のキャラの関係を見る分には世界設定かっちりしてるな、設定を使った見せ方がいいなってなるのだけれど、それが大きな物語になると設定が無茶だろうと一変してしまう。小事にとどまっているとものすごく魅力的な物語なんだけれど、大事になると急に魅力が下がった。残念。

 まあ、最初に述べたように、萌えたからいいや、となったんだけれどね。あんまり、、、という物語ではあったけれど、萌えるという点では常に崩れない。物語として気になるのは最終盤であってそれまでの日常は不満ない。ストーリーだめだめだと言いつつも、それは部分的にであって全体にはかなり満足なんだと言い訳気味に強調するほど気に入ったのです。

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