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コークの味は国ごとに違うべきか

 コークの味は国ごとに違うべきか
 著:パンカジ・ゲマワット  訳:望月衛  文藝春秋

 グローバル化と盛んに言われて久しいけれど、この本は立脚点が異なる。グローバル化といいつつも今はまだその途上であり、セミグローバル化、いわばその途中段階であって、地域ごとの差異により気を配るべきだという視点となる。極端なことをいえばその視点の違いを了承してしまえばこの本の役割は終わりかもなー。

 ただ、すべての国でまったく同じ商売すればいいわけないだろう、なにを当たり前なで判断してこの本を片付けるのは単純にすぎると思う。ではどのような商売をするべきか、企業の他国への展開において気を払うべきはどのようなことか、企業価値をあげるための海外進出、グローバル化とはどのような点を吟味した上で行われるべきかといった、グローバル化のための指南が存在している。現在が不完全なグローバル化であることを認めた上でのグローバル企業の観察、戦略の分析と戦略の取り方について述べる。著者の提唱する分析観点において、成功したグローバル企業のなぜを解読する。

 この本はハーバードビジネススクールでの著者の講義をまとめたものらしいが、さもありなんという具合に一個人には多少遠い。世の中の分析の視点としては楽しくなること請合いであるが、活かせるかというと。。。

 The world is flat を気取って原書で買って挫折して積んでいるのを思い出した。なんか同じインドのアウトソーシング会社を扱ってたような記憶違いのような。同じかはともかく、インドへのアウトソーシングはそれだけアメリカ社会に影響与えたってことか。あー、今も目に見えるところに積んだままだなー。

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