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大貧困社会

 大貧困社会
 著:駒村康平  角川SSC新書

 こちらも1ヶ月まえに読んで内容を忘れてしまっていた。タイトルと間接に結びついているが、内容は年金に絡んだ、けっこうしっかりとした話で、貧困の現状がどうだとか貧困の定義がどうとかという話ではなかったような気がする。また、現状がだめだ、政治がだめだといった論調だけで終わらず、冷静に数字をだして現状や小泉改革の結果を示し、現在の社会状況と年金が効果を発揮するためにはどうするかといった前向きな意見も含まれていることが他と異なると感じた、気がする。

 例えば年金未納について、数字のごまかしでマスコミが喧伝する未納率の高さの誤りを指摘し、年金加入者全体としては未納率は10%に満たない指摘する。この誤ったの未納率の高さの報道が支払い能力の低い人たちに対する免罪符的に作用し、未納率を上げることに作用しているといった指摘もなされる。

 といったあたりで読んで何を思ったか忘れた。あやふやな感覚で言うには質と量があり、触れるのは自信がない。しかし、単なる言葉だけの批判でもなく数字を用いて他国と比べるなどしてあり、たまに見かける理想論に立脚した唾棄すべき頭の中身がないとしか思えない批判だけで終わるものと違った、読んだ価値ある本だと思っていたような気がする。たしか。

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