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H-baby (Reverv.) 感想

 破瓜病でのぐっはぁって感じの後味が強烈に印象として残っているので、新作ということでつい買ってしまったのです。どみるのでにけりはこれ書いている横でスキップ+オートです。
 とりあえず、製作者の方が日記で書いていた「本作はあかる~い感じの同棲ノベルゲームです。」というのはトラップだと思った。以下ネタバレ含みで感想。(ちなみにルートとかは単純に選んでればそれで行き着くので、今回は攻略というほどのものはなく。)

 基本としてはえろのためのロリゲー。シーンとしてはユーナ6、アイカ5、3P1の計12。えろいかどうかは個人の嗜好なので脇に置く。ただ話については、自分としては前作ほどはぐっさりはこなかったかな。理由はおそらく、ゲームが実態としてほぼ前作と同じというのと、製作者が本気か嘘かはともかくあかる~い感じのと言っているのがなんとなく感じられるからかな。ユーナとアイカの二人とのやりとりだけとれば、確かにあかるい感じ。それだけを見ていれば同棲でやりたいほうだいだぜーって。けれどあの演出されて裏をいぶかしむことなく素直に受け取れるわけがないと思う。

 根本的には、壊れているのが世界であり、しかし同時に主人公である。前作の破瓜病において一瞬だけ見えた壊滅している外の世界。今回は実際にその世界のように壊れていると思う。なぜ、ではなくてそういう世界であり、そういう主人公。ある程度の説明はされるが完全な説明にはなっていない。また、根本的に、主人公は前作と同じ種類の人間であり、ゲームとしても前作と同じなのである。主人公だけの閉じた世界に少女が踏み込み、主人公は偽悪か本気か少女を「いただく」が実は当の少女は過去の恩義から本気で主人公を嫌うことなくむしろ好きになりたいと思っている。今回は主人公の壊れ度合いが記憶障害という形で現れているので、afterの感覚が、なにか普通なものになっている。いつだって心をえぐられるのは、記憶にない過去ではなく、記憶にある過去だもの。

 初回、アイカルートにのみ踏み込んだときは設定がまったくわからずなんだこれはとなって、ユーナルートいってだいたいわかってbefore&afterでだいたい把握。世界は壊れていて、同時に主人公こそが壊れている。だから、世界はゲームの中なんかではなくて、しかし主人公にはすでに世界が普通には見えていない。一時的には普通に戻る場面があれど、それが恒久的なのか、エンド後も続くのか。記憶云々よりも、主人公にとっての世界が元に戻ったのかどうなのか、それこそがおそらく自分にとっては気になった。その点を明確に描かれていたのならば、焦点をあてたafterならば、よりぐっさりと感じていたことだろう。二人に対する見え方は戻ったようだが、世界に対してはどうなったのか。

 うーん、、えろいのに期待するのならばありだと思った。絵柄的に気に入ったならば。ただ話にしろエッチシーンにしろ、好みで言わせてもらえれば前作が自身に鮮烈過ぎた。前作との比較なしにすれば、コストパフォーマンスとして満足なのだけれど。

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