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感想:桐咲キセキのキセキ 著:ろくごまるに

 桐咲キセキのキセキ
 著:ろくごまるに 絵:渡会 けいじ  GA文庫

 なんとろくごではないか!
 ということで、発売に気づいたときには既に10月だったような読み終わったのはしばらく積んで熟成させた末の今日だったような。そんな過程あれどとまれろくごまるにの新刊を読み終わり。

 表紙からしてチェーンソーぶん回す少女と少年の話なんかなと思ったらそんなの序章だけでしたよ。描写と会話がまさにろくごであってろくごの香り。完全シリアスな詰めの話かと肩に力入ったらすかされる。ついつい頭を使わされてしまう一方でとぼけた会話が楽しい。なんと普通っぽい少年と少女が主役でもしや過去の光景の少女はキミなのではになって甘酸っぱくなんてありえるのですか、異能でもSFでもなく身体能力と頓知なバトルで突き進むのかいなとテンションだだあがり。

 んが、最後ではちょいとノーマルから逸脱。悪魔ってのがただの言葉じゃなくて普通でない世界に突入とは思わなんだ。それでも駆け引きとテンポはあいかわらず。もしや隠された能力覚醒でばーんなんてありふれた、しかしろくごがやると天地がひっくり返りそうな展開があるのやもともやもやしたがそんなことはなかった。理由と理屈が楽しいのぜ。

 さて、露骨に語られない存在たちのために世界がまだ確定してなくてこの物語と世界をとらえ切れないが、一つはっきりしていることもある。封仙でないろくごを読んで自分は楽しめるだろうかと不安多量であったが、杞憂として吹き飛ばされた。大丈夫。以後もろくごを追っていける。

 そうだ。イラストについても。挿絵は文体と会話の気の抜けようとしては合っているけれど、緊張感としてはいまいちあってないかもねと思ったな。ただ最後の一枚のような場面はいい感じ。かわいいとも凛々しいとも美人とも表現に合う言葉が浮かばないが、あの一枚と表紙はいいねと思った。男とあとはバトルのような緊張感はまだ、あっているという感はいまいちかなというところ。

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